TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

刻印の生存者

一覧ページ

「刻印の生存者」のメインビジュアル

刻印の生存者

4 - 第4話 契約の提案

♥

37

2025年08月11日

シェアするシェアする
報告する

赤い角を持つ小柄な存在──ドゲは、嬉々として俺たちを見渡した。
ドゲ「さて、自己紹介も済ませたところで……ここからが本番です」


 軽く指を鳴らすと、空中に四つの光のパネルが浮かび上がる。

 パネルには、それぞれ異なる色と紋章が刻まれていた。


ドゲ「化身の皆さん、観測者の中には、あなたたちを気に入って契約を望む方々がいます」

ドゲ「契約を結べば、彼らは力や資源を提供し……代わりに、あなたたちの活躍を独占的に観戦する権利を得るのです」


 その言葉に、乗客たちの間からざわめきが起きた。


ドゲ「今、あなたに接触してきている観測者は──この四名です」


 パネルが順番に開き、情報が表示される。


――――――

【深淵を覗く黒焔の竜】

属性:戦闘特化/筋力・体力上昇

備考:契約者はしばしば狂気に蝕まれる。


【悪魔のような炎の裁定者】

属性:秩序系/攻撃と防御の両面強化

備考:「悪魔のような」というのは比喩で、実際は悪魔ではない。契約者には厳格な行動制約が課される。


【静かに囁く策謀家】

属性:知略・隠密強化

備考:直接戦闘力は低いが、情報操作や妨害に優れる。


【金環を破りし囚人】

属性:万能型/戦闘・移動・索敵を強化

備考:ただし契約条件は不明。


――――――


(なるほど……この時点で四人も名乗りを上げるとはな)


ドゲ「さあ、誰と契約するかはあなた次第。

 もちろん、契約しないという選択もありますが──」


 わざとらしく間を置き、ドゲは口角を吊り上げた。


ドゲ「次のシナリオを生き残れるかどうかは……その選択にかかっていますよ」


 周囲では他の乗客たちが必死にパネルを見比べている。

 ユ・サンアは険しい表情で、カン・ヒョンソは腕を組んだまま目を細めていた。


 俺の前にも、四つのパネルが並んでいる。

(……さて、どう動くか)

この作品はいかがでしたか?

37

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚