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rτtt　しないと出られない部屋

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rτtt　しないと出られない部屋

第8話 - 第8話

201

2025年01月05日

#rttt

#🌈🕒BL

#ﾒﾁｬﾂ🅰️

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「っひ、あぁ」

浅くも深くもない場所をゆっくり行き来する熱がじっくり体を溶かしていく。

それだけの動作なのに甘い電流が弱く全身に走る。佐伯は切なく声を上げるしかなかった。

快感がやんわり体を支配していくような感覚に腰が震える。

「そろそろ慣れたかな」

彼の声。一瞬ギラついた目と一旦引き抜かれていった感覚にざわりとする。

＿＿刹那

「ｯ〜〜〜〜〜！！！」

快感が全身を貫いて声にならない声をあげた。一気に奥を突かれて目の前に閃光が散る。

「っあ、あｯあｯ…うあｯ」

一定のリズムで感じたことのない快感が襲いかかってくる。

はくはくと息をするも脳まで痺れるような感覚がして身体が動かない。逃げ場がない。

規則性のある音が肉と肉がぶつかる音だと遅れて思考が働いた。

同時に腹に温かいものが溢れた感覚を覚えて今の一瞬で達してしまったのだと理解した。

「りとくんｯ、っん」

名前を呼んで待ってと伝えるはずがキスで塞がれた。そうなると体制的にもっと深いところに届いてしまうわけで。

「はｯんんｯ…んぅｯ」

激しい動きではないものの奥の深いところにモノが押し付けられてじくじくと快感がひろがっていく。思わず口が開くと彼の舌が入ってくる。

縮こまっていた舌を絡めとられ、ザラザラと擦られてしまえばジリジリと口腔も快感で占められる。

上と下どちらも彼でいっぱいで、酸素が足りなくて頭がぼーっとした。

水音と軋むベッドの音に脳まで犯されているような感覚になる。

助けを求めるように彼の背にぶるぶる震える腕をまわした。

動きが少ないためか、中の感覚が良く伝わる。明らかに彼のモノが質量を増したのが分かって冷や汗が滲んだ。

生理的な涙で視界が歪む。

「っはぁーｯ、あんｯ」

ようやく唇が離れたかと思えば今度は深いところをゆっくり擦られる。

もはや自分が今達しているのかいないのか、その判断すらつかない。

「ひｯあ…」

逃げ場のない快楽に襲われ続けて涙が溢れた。

「ｯ…俺も、もうｯ」

ぼやける視界に眉を寄せた彼をとらえる。熱いのが注がれる感覚。彼も達したのだと分かった。

余韻が引いていかず時折体が痙攣する。

「はぁ、ごめんね。かわいいくてつい」

その涙を愛おしげに彼が指先で拭う。甘い声と恍惚とした表情にぞくりとした。

宇佐美は愛おしい恋人を抱きしめながら動きを再開した。

「は、あ…あｯ」

できるだけゆっくりと彼を犯す。どろどろと溶かすように、甘やかすように。

一度自分の液で満たされた中を擦り上げればきゅっと収縮した。

蕩けた目が、紅潮した頬が、喘ぐ度に見える真っ赤な舌が、反応を示す彼が。

自分に今、溶かされていると思うと気分が高揚した。

感じたことがない多幸感。

想像で済ませていたけれども現実でしてみるとあり得ないくらい気持ちが良くて、彼がいつも以上に愛おしく思えて、刺激が強すぎる。

されるがまま、自分の下で甘く鳴く彼の頬には時折涙が伝っていて零れるたびに拭う。

泣いてる彼が可愛くてしょうがない。