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太陽組おたく ❤︎
しろっちー
朝、僕と玄を車掌さんが呼びに来てくれたお陰で寝過ごさずにすんだ。始業前に着替えてくるよう車掌さんに言われて着替えることになった。
仮眠室のクローゼット?を開けると光を通さないくらい真っ黒なスーツが2着あってその下に帽子が2つ置かれていた。
多分僕が着るであろう大きい方のかかっているハンガーを取って着替える。着ていた服の置き場を聞き忘れたからそのままハンガーに着ていた服をかけ直した。スーツなんて着る機会はそうそうにないから少し違和感がある。
最後に真っ白な手袋をはめて帽子を被って部屋を出る。朝なのにも関わらず駅は真っ暗で昨日より少し見えやすくなったくらいだった。相変わらず風が冷たい。
列車に乗ると車掌さんと…もう一人、見たことの無いものすごく背の高い人が居た。
真っ白な短髪僕らと同じような真っ黒の制服を着ていて背中の1本のベルトから真っ白なベルトがいくつも胸元へ伸びている多分…ハーネス…?を付けていて目は瞳がないどころか真っ黒だった。
車掌『おや、早かったですね。』
僕「まぁ…はい…
…そういえば隣の方は…?」
?「…俺…ですか…?」
車掌『嗚呼、紹介が遅れましたね。彼は透骨透骨さん。君と玄様の先輩です。』
透骨「…よろしくお願いします…」
そう言って丁寧に会釈をしてくれた。
僕は少しホッとした。昨日と言い本当にろくな事がなくてこういうまともな人がいるだけで凄く安心できる。
僕が透骨さんにお辞儀し返すと同時に玄が眠たそうに欠伸をしながら電車内に入ってきた。
玄「ふぁ……もう少し寝てたかったんだがなぁ…」
相変わらず呑気なやつだなぁ…本当。
車掌「おはようございます。玄様
…では、皆揃ったことですし業務を開始しましょうか。」
そう車掌が言うと、電車のドアがしまった。
車掌「とは言ったのですが、何やら招かれざるお客様がいらっしゃったようですねぇ。…皆様はここでお待ちください。私がさっさと片付けて来ますので」
そう言って車掌さんは足早に列車の後方へ向かって早足で歩く。そして僕は何を思ったのか無意識に車掌さんに走ってついて行ってしまっていた。
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