中也女体化
中也愛され
転生
太中
敦中
芥中
体力テストの結果改造
ヒロアカキャラと中也の絡みあり
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中也視点
イズクはボールを見て深刻な顔をしている
彼奴このままだと除籍されちまうぞ
出久が恐らく個性を使おうとしたのか、力を込め、 ボールを投げた
だがボールは46メートルしか飛ばず、イズクは絶望的な表情をした
「今使おうって…」そう呟いたイズクに
「個性を消した」と冷酷な声で担任の相澤が言う
相「つくづくあの入試は合理性に欠くよ」
そういった相澤の顔には怒りが充ちていた
成程…個性を消す能力か、
太宰みてぇな感じか
相「お前の様なヤツも入学できてしまう」
出「個性を消した…」
そう言ったイズクはなにやら驚いた顔をして、息を飲んだ
出「あのゴーグル、そうか!見ただけて相手の個性を抹消する個性……抹消ヒーロー イレイザーヘッド!!」
イズクの発言に周りは少しザワついた
誰もその名前を聞いたことがないらしい
ヒーロー志望の奴らが知らないってことは結構マイナーなヒーローなのか…?
疑問に思っていると何やら視線を感じた
正体はオールマイトだったのだが、隠れているつもりらしいので、何言わないでおこう…
…そのデケェ図体じゃすぐバレるぞ、まぁ言わないけど
相澤は言葉を繋げる
どうやらイズクは俺の予想通り個性を制御出来ないらしい
イズクは必死に相澤に説明をしようとするが、相澤は聞くつもりがないらしく、淡々と話を続ける
少しアタリがキツイその言葉にイズクは顔を歪めた
相澤は元の位置に戻ると目薬をさし、イズクにもう一度投げろと言った
目薬してるって事は相澤の個性は目が疲れやすいのか…
大変だな
もう一度イズクに目を戻す
今度はしっかり個性を込めた
…もう1回消されちまうんじゃねぇか?
そんな心配も束の間、ボールはイズクの手から離れる
そして
俺の予想とは裏腹にボールは高く、遠くへ飛んだ
周りが思わず「おぉ」と声を出す程だった
出「先生…まだ、動けます」
そう言ってイズクは笑った
自然と笑みが出る
これだ
この諦めの悪さ、頭の回転、習得の速さ、
ヒーローに相応しい行動力と根性
此奴は絶対に大物になる
かっけぇじゃねぇか!イズク!!
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周りはザワついていた
1部はイズクの力を褒め、
1部はイズクの個性について考察を始め、
1人は怒りに満ちた顔をしていた
カツキだ
まるで信じられないものを見たとでも言うかのように目と口をかっぴらいている
その顔に、二人の間には何か面倒なことがあるんだな、と察する
何でだ?と考えているとカツキが怒鳴りながら走り出し、イズクに飛びかかった
…のだが、相澤によってそれが引き止められた
相澤の布は特殊な仕様になっているらしい
…いいなアレ、使いやすそうだ
今度異能で布に掛かる重力を調整して使ってみようか
相澤がまた怒っている
まぁそんな何回も問題起こされたらそりゃイラつくよな…
相「俺はドライアイなんだ!」
……
思ってたんと違う
否、予想はしてたけどさ、なんかもっとあるだろ
周りも「個性すごいのに勿体ない!!」と騒いだ
相澤は個性をとくと、準備しろと言った
カツキは個性は使わないものの、イズクを睨んでいた
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その後、無事全員が全ての種目が終わり、結果発表の時間となった
トータル最下位が除籍…
まぁ、俺は大丈夫だな
そう思いながら結果の表に目を向ける
1位 中原 中也
2位 八百万 百
3位 轟 焦凍
4位 爆豪 勝己
5位 飯田 天哉
……
21位 緑谷 出久
俺は文句なしの1位、なのだが…
最下位はイズクだ
イズクは其れを見て俯いた
除籍…か
折角面白そうなヤツだったのに…
相「因みに除籍は嘘な」
この発言に皆が驚いた
俺も驚いた
本人は合理的虚偽とか言ってるけどあの言葉は本当だった、
イズクを見て考えが変わったのか?
また笑みがこぼれる
そうだよな、面白いやつは消しちゃダメだ
てか、「合理的虚偽」って…首領みたいだな
なんかおなじような匂いがしてきた
周りは「はぁぁっ」って驚いていたけど、 それを見たポニーテールの女が
「あんなの嘘に決まってるじゃない、ちょっと考えれば分かりますわ」と言った
驚いていたヤツらは「気づかなかった!」て感じの顔してるけど、ありゃホントだったぜ?
相澤はそんな俺たちを置いて「これにて終わりだ」そう言いながらまたそそくさと歩き出す
最後にため息をついているイズクに保健室に行くように促し、去っていった
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帰り道、一人で歩いていると、メガネ野郎と丸っこい感じの少女、そしてイズクが歩いてのが見えた
それを見て俺は興味が湧いて3人に声をかけることにした
ちょっとイタズラしてみたいという気持ちもあって足音を消して後ろからゆっくり近づく
案の定、3人は気づいていない
「ばぁっ!」と後ろから脅かすと、3人は「うわぁぁぁ!」と面白い声を上げた
「にしし」と笑っているとメガネ野郎が「君は、無限女子第2号!!」とか言い出した
ネーミングセンスがすげぇ
中「無限女子って(笑)俺は中原中也だよ」
笑いながらそう言うとメガネ野郎が「む、済まない!!」と謝った
「いいんだよ」と笑っていると少女が口を開いた
麗「中原中也…って入試と体力テスト1位の!!」驚いたように声を上げる
そういやそうだったな
飯「そうだったな!!凄い個性と力の持ち主!!俺は飯田天哉だ!是非仲良くしてくれ!」
メガネ野郎が生き生きと喋り出す
麗「私、麗日お茶子!!中也ちゃんと仲良くしたかったんだ!よろしくね!」
そう言って少女も笑いかけてきた
そしてそれまで驚きで固まっていたイズクが口を開いた
出「ちゅうや…?もしかして昔会ったあの子!?」
どうやらやっと思い出したらしい
急なイズクの発言に2人は驚いている
中「やっと思い出したか!あの時は助かった、ありがとな!!」
そう言って笑いかけて見れば「い、いやそんな…無事でよかった、それにこんなところでまた会えるとは…」と恥ずかしそうに顔を赤くしながら言っていた
飯「えっと、君たちは一体…」
中「ガキん頃に助けてもらったんだよ。カツキとイズクが倒れてた俺を見つけてくれてな」
麗「成程、そんなことが…」
出「あの後、結局どうなったの、?」
イズクが心配そうにこちらを見る
中「お陰様で助かったよ。孤児院に入れてもらって、その後里親に引き取られて今じゃ随分裕福に暮らさせてもらってる。本当にありがとう」
出「良かった…あの後1回も会わなかったから…」
中「助けてもらったのに何も言わずにすまねぇな、そうだ、お礼がしてぇから今度皆んなでどっか行かねぇか?」
出「え!?いや、そんなお礼なんて…」
中「遠慮すんじゃねぇよ、同学年の奴らと出かけてみてぇんだ」
麗「皆…って、私達も!?」
中「嗚呼」
飯「そんな、俺達は何もしていないし、」
中「俺が言い出したんだ、そんな遠慮すんなよ」
出「でも……」
中「じゃあ、お願いって形でいいか?俺友達と出かけたこと無くてさ、こういうのの1回位やってみたいんだ。其れに手前らとも仲良くしてぇ」
麗「中也ちゃん…ありがとう!私、一緒に行きたい!!」
飯「そこまで言うなら…俺も有難く一緒に行かせてもらおう」
出「ぼ、僕も!!」
中「!!ありがとな!急に言い出してごめんなぁ?でも、すんげえ嬉しいわ!」
そう言ってまた、歩き出した
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終了です!
中也が3人に猛アタック(?)してますね
私も入学初日、喋ったことない女の子(クラスメイト)に急に「2人で遊びに行こ!!」って言われた事あります(私の一言目、どなたでしょうか?でした。最悪な答えですね)
人の名前と顔覚えるの苦手なので、私が忘れてるだけなのかなとか思ってヒヤヒヤしていたら、本当に喋ったこともあったこともありませんでした😇
無駄話して長くなってしまいました!!
すみません
さて、太宰さん達は今頃何処で何してるんでしょうね
またお話が進んだらそれが解明されるので、お楽しみに!!
ご視聴ありがとうございました!
さよなら〜
コメント
7件
太宰さん達早く中也さんを見つけて!✨ 今回も本当に最高でした!中也さんの口調なども掴めていてヒロアカとの絡みが大好きです!!太宰さん達が中也さんを見つけたら最初にハグして欲しい、まじで尊すぎました!ありがとうございました!