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短編、旅行(本編とは別)
朝っぱらから皆さんを呼び出し地面に正座してもらっている
渚桜）なぜ呼ばれたかわかる人！挙手！
慶）はーい！
慶は意気揚々と手を挙げ指を指すと｢待ちに待った旅行！｣と、答えた
渚桜）ん！そうなのです！今日……そして今からバスに乗っていきマース！
と言って荷物を抱えそのまま部屋を出た
ヒュース）コラ待て！
渚桜）行きますよ〜
迅）ちょ、待て待て！
キャリーケースを引っ張って｢はよこーい｣と声をかけるといそいそと荷物を持ってこちらに来た
またまた木戸くんが用意してくれたバスに荷物を置いて旅館に向かう
旅館に着く途中
隣に座ってた公平と話していたらバスが予定とは全く道を通り始めた
渚桜）……おや
公平）？？渚桜？
席からたって運転手の近くに行く
渚桜）おい
運転手）はい？
渚桜）お前……【私達をどこに連れていくつもりだ】
澄んだ声が全員の耳に入り喋っていた奴らが黙った
運転手）旅館ですよ？
渚桜）ばーか、私が分からねぇわけねぇだろ、ここは旅館とは別の道だ
渚桜）ここの道は私しか通れない…私がバス内にいるのをいいことに【あちら側】に連れてくつもりだろ
運転手？）なーんだ……知ってんのかよ
渚桜）わかんねぇと思ったかばーか！
思いっきり後頭部を殴ると運転手？の体がドロっと溶けた
渚桜）てめぇらこっからはよ出ろ！
カゲ）渚桜！
渚桜）いーから！こんなかじゃトリガーは使えねぇ！私からあんま離れんな！
全員は少し苦い顔をしてからバスから飛び出した
渚桜）お前…擬似型のトリオン兵だろ、本体は何処だ笑
トリオン兵）さぁな…
運転手(手綱を持った人)が居なくなればバス(ペット)は暴れる……その意味がわかる人手ーあげて！
うんうん！そうだね！
正解は〜…
崖に真っ逆さま！
渚桜）(このまま死ぬといいけどｯ！）
窓をかち割って外に出る
渚桜）はぁぁぁぁ……死ぬかと思ったぁ！
頬の汗を拭ってすぐに戦闘態勢に入る
渚桜）(バスが止まった…つまりはまだ中にいる……)
丸腰…しかもこの空間は特殊な空間【トリオン無効】
ここは少し特殊で少し先に行くと【ネイバーフッド】に近い場所がある
渚桜）ﾁｯ…いつもなら折り畳み式の槍があんのによ……最悪かよ
後ろを見るとまるで子猫のような顔をしている我が愛し彼らが居た(カオスだなおい)
渚桜）はぁ〜…逃げるなんて出来ねぇよなぁ…
スマホを取り出すと見た事のある文字【圏外】
渚桜）オーオー、懐かしい文字だなぁ笑
バスからは普段のトリオン兵とは違っただいぶ身軽そうなトリオン兵が出てきた
渚桜）ったく…スピード特化かうぜぇな
カゲがこちらに来たがすぐに｢来るな｣と言えば大人しくなった
渚桜）お前たちがやることはただ1つ、私から離れるな、そして隠れてろ
トリオン兵がこちらに攻めて来たが片手で拳を止める
渚桜）こちとら…一応最強やってんだわｯ！
思いっきり膝蹴りして上に打上げる
渚桜）はぁぁぁぁ……お前ら行け
SEの守護神に命令を出せばツッコミに行った
渚桜）ったく…バスの運転出来るかな…
バスに近づいてバスの運転が可能か確認する
公平）渚桜、もう平気なのか？
渚桜）もうへーき！
ブイサインするとカゲがこっちに来て｢お前はバカか、強いからって下手にひとりで行動すんな｣と言って抱き締めてくれた
渚桜）ごめんごめん笑この中は色々危ないから早く旅館に行こっか！
と、言えば｢分かった/りょーかーい｣と返事をしてとりあえず危険地帯から抜け出す
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