テラーノベル
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悪魔「ナメんじゃねぇよ・・・ビッチが・・・!!」
悪魔「これでもまだ、そんな刺激的な口が叩けるかなぁ?」
青筋を立てて怒りに肩を震わせる顔が目に入ると同時に、首筋に冷たい刃が当たる感覚がした。
〇〇「忠告したよ。これ以上不快にさせないで、って」
悪魔「あ”ぁ!?―――ッぐ、うぁ!?」
私が一言言い終わるのと、悪魔の眼前で催涙弾が爆発するのはほぼ同時だった。
不意打ちに顔を押さえてのたうち回る仲間を見て、他の男たちは臨戦態勢に入る。
悪魔「このアマ!!やろうってのか!」
悪魔「女1人で俺たちに勝とうってのか!?舐めやがって!!」
口々にそう叫び、ナイフやら銃を取り出して向かってくる。
それぞれの攻撃をいなしながら、どうにかしてここから抜け出せないかと思考を巡らせた。
お気に入りの店の前だ。万が一にも被害が及ぶような事態は避けたい。
実弾は使わずに催涙弾と肉弾戦だけで応戦するが、相手はこちらの事情などお構いなしだ。
それに、ここには関係のない野次馬が多すぎる。
彼らのでたらめな攻撃から無関係の悪魔たちを庇おうとするあまり、少しずつ私の身体には傷が増えていく。
このままでは、ジリ貧だ。
悪魔「ちょこまかしやがって・・・くたばれクソアマ!!」
―――パァンッ!!
〇〇「ッッ・・・!!」
背後を取った悪魔の1人が放った弾丸は、すんでのところで私の懐をすり抜ける。
だがその弾は、仕立屋の入り口近くにいた悪魔のコートの裾を掠めて壁へと着弾した。
??「まったく不愉快ですねぇ・・・品位のない下級悪魔風情が」
悪魔「お、おい・・・あれって・・・」
悪魔「嘘だろ!?やばい・・・!!」
??「その身で味わわせて差し上げましょうか。私を怒らせるとどうなるかを・・・!」
―――地獄中が恐れてやまない、”ラジオデーモン”のコートを。
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