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『プロローグ また歯車は動き始める。』
【パーティホール】
紅葉に言われた通りにパーティホールに向かうと変な光景が目の前に広がっていた
?「くすぐったいです…!」
?「ちょっと我慢しな」
?「ここを切るんだよな!」
思いっきり股を開いた女の子と、ハサミを持った男、それを見ている男がいた
秘「え、ほ、本当に何してるんだ?」
今日一日意味のわからないものばかり見てきたが、これがダントツでわからない
?「これ?兎月が紐に足引っ掛けて転んだら、その紐が絡まって取れなくなったの」
あれ?この男…やけに声が高い
音「すごい転び方したんだな」
?「だって私…超高校級の不運ですから…」
秘「超高校級の不運?」
兎「私兎月千代って言って…生まれた時から不運すぎて超高校級に認定されたんです」
音「逆にそんな不運なことが多いなら、これから幸運なことが増えるんじゃないか?」
兎「そうであって欲しいです…」
?「よし!取れたぞ!」
兎「あ、ありがとうございます…」
猪「俺は猪爪勝吾!見ての通り超高校級の陸上部だ!」
音「へぇ、一瞬超高校級のモデルかと思ったわ!」
猪「そうか〜?俺そんなイケメンか!」
兎「…見鏡さんも自己紹介しないんですか?」
見「…見鏡冷夏、超高校級のデザイナー」
なんだ…女の子だったのか
秘「よろしくな」
その時だった
?『オマエラ、パーティホールにお集まりください』
そう放送が入った
音「パーティーホール?ちょうどここだからラッキーだな!」
秘「だな…でも今の声誰だ?」
猪「ちょっと前の放送と同じ声だ」
秘「そうなのか?」
そんなことを言ってる間に人が続々と集まってきた
羽「呼ばれたけど…何するんだろ」
愛「歓迎パーティーがいいっす!」
蛇「まずここがどこか知りたいですね」
?『やぁやぁお待たせ』
突然、舞台上から声がした
そして次の瞬間、舞台上に煙が蔓延したかと思うとそこから出てきたのは
秘「…ヌイグルミ?」
モノクマ「久しぶり、モノクマ大復活でーす!」
モノクマと名乗るボロボロのヌイグルミが壇上にいた
飯「ヌイグルミが…喋った!?」
薬「バカだなぁ、どうせロボットだって」
モノクマ「ヌイグルミでもロボットでもないよ!クマだよ!」
天「ていうか、なんで俺たちをここに集めたの?」
モノクマ「あぁ、そうそう、それを言うために来たんだよね」
モノクマ「それはすなわち!」
モノクマ「二人になるまでコロシアイをしてもらうためです!」
秘「…コロシアイ?」
モノクマ「そうです!誰か殺して学級裁判を生き抜かないとここから一生出ていけません!」
見「意味わかんない」
モノクマ「え〜、しょうがないなぁ。ちゃんと説明するよ」
モノクマ「まずここから出るには残り二人になるか、誰か殺して学級裁判を生き抜くか」
紅「その学級裁判ってなんですの?」
モノクマ「えっとね、死体が発見されたら、捜査っていうのが始まって」
モノクマ「一定時間過ぎたら学級裁判が始まる。そこで犯人を探すんだけど」
モノクマ「正しく犯人に投票できれば、犯人をオシオキして終了」
モノクマ「正しく犯人を指摘できなかったら…犯人以外死亡って感じかな」
モノクマ「いや〜記憶が曖昧だから絶妙な説明だったかなぁ」
音「…」
秘「…」
モノクマ「まぁてことで、今日はゆっくり寮で休んで」
モノクマ「明日から清く 正しく。コロシアイしましょうねー!」
【ツウシンボ6】
・兎月千代(ウヅキ チヨ)
好きなもの ココア
嫌いなもの 日直
・猪爪勝吾(イノヅメ ショウゴ)
好きなもの ジャンクフード
嫌いなもの セロリ
・見鏡冷夏(ミカガミ レイカ)
好きなもの スーツ
嫌いなもの 坂道