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第5話 都合のいい話なんてある訳ない
md side
とりあえず城内と城外を探すチームに分かれて捜索を行った。アイリスやエレナは兵士達に呼びかけて城内や城の敷地内を捜索、残りの僕達5人は城外…城下町などの場所に向かっていた。正直人員の多い兵団が城外探す方が良かったのでは…?
トロン・フォグナー(tr)
「僕は信頼できる商業仲間に第三王子に関する情報を聞いてみます。何か分かったら随時連絡します。 」
リリア・エーテルワイズ(li)
「分かったわ!こっちもそれぞれ分かれて捜索するから、何かあったら情報共有お願い!」
ナハト(nc)
「うん。妨害されてもある程度気配探知は使えるから、使いながら探す。」
クリス・エル・セリスト(ch)
「俺とガイストはこのまま森の方に行ってくる。」
li
「なら私はナハトと一緒に城下町の方を見てくる!」
nc
「気をつけて。」
ch
「ああ!行くぞ、ガイスト!」
ガイスト(md)
「…はいはい。」
よりによってこうも面倒くさい方に足を向けなきゃいけないの……?はぁ……。
とりあえず僕はクリスを見失わない程度に後に着いて行った。
─────────────────
ch
「やっぱ夜だから結構暗ぇな…」
md
「とりあえず周囲探索できるように明かりを確保するよ。」
2人
「「明かり」」
自分の手のひらから微かな光を灯し、周辺が明るくなったところで話を切り出す。
md
「どの辺にいるのかな…そもそも第三王子なんて普段滅多に見ないからどんな感じか知らないんだけど。」
ch
「ま、そうだろうな。とは言っても俺もあんまり詳しくないんだけどな…」
少しの沈黙の後、クリスは言った。
ch
「何でも王城の中じゃ問題児扱いだったらしいぞ。」
md
「問題児?」
ch
「勉強の時間や稽古の時間になっても来ず、たびたび王城を抜け出しては城下町など外にいる事が多いんだそうだ。」
md
「常に付き人なんかはいないの?」
ch
「付き人をつけても巻いちゃうんだよ。かなりそういう悪知恵は働くらしい。確か歳はガイストと同い年だったっけか。」
md
「へぇ〜…」
ch
「自分から聞いといて素っ気ない返事すんなよ……。」
第三王子ねぇ…。どんな人かはちょっと興味はあるけど、関わるだけで疲れそう……。そんな事を考えていると近くで物音がした。
md
「…クリス。 」
ch
「分かってるよ。どうせここに2人いても意味ないから俺が合図したらこのまま真っ直ぐ走れ。」
md
「僕、あんまり体力ない方だけど。」
ch
「まぁ大丈夫だろ。それにちょっと俺的には暴れたいんだよ。」
md
「まぁあんまりそういうのに関わりたくないし、じゃここは任せた。」
クリスが頷くと、物音がたっていた方から多くの伏兵がいた。黒マントなどで顔を隠しているところを見るに盗賊かなんかだろう。
ch
「…行け!」
クリスが盗賊の相手をしてる間に僕はただひたすらに走った。走って、走って、走っていくと開けた場所に小さな小屋がポツンとそこにたたづんでいた。もしかしてこの中に…?
…いやいや、こんなご都合主義あってたまるか!どう考えても罠にしか思えない…。せめて周囲にある程度対策してから中に入ってみるか。
僕は身につけていた小さなポーチから予防線を張っておく。これで大丈夫でしょ。
そして僕は小さな小屋に着いているドアに手をかけた。
To Be Continued………