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霜月リラ@瑠璃ノ月第4夜
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たぬきの糸車
岸なみ
一
むかし、ある山の山奥に、一軒の小さなお家がありました。
そこには、きこりの夫婦が住んでいました。
秋から冬にかけて、山には冷たい風がぴゅうぴゅう吹きつけます。
夜になると、どこからか、
「ぽんぽこぽん、ぽんぽこぽん」
と、たぬきのたたく腹鼓の音が聞こえてきました。
たぬきは、家の裏の破れ穴から、部屋の中をのぞくのが大好きでした。
お家の中では、おかみさんが毎日、キークルクル、キークルクルと、糸車を回して糸を紡いでいました。
たぬきは、その様子を珍しそうに、じっと見つめていました。
一段落 終わり
コメント
1件
うわ、めっちゃ懐かしい感じの昔話やん!「ぽんぽこぽん」の腹鼓と「キークルクル」の糸車の音が心地よくて、山奥の寒い夜の静けさが目に浮かぶな〜。たぬきがこっそり覗いてる姿がかわいくて、ほっこりしたわ。一段落だけやけど、この優しい空気感、好きやわ。続きも気になる〜🦝✨