テラーノベル
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〈3年前〉
桃 また満点、!?すごいね〜ギュウッ
白 えへへ、//
お兄ちゃんはいっつも、僕のことを褒めてくれる。
抱きついてくれる。
いっぱい笑って、僕のことを認めてくれる。
お父さんや、お母さんがいなくても、家の中”は”幸せだ
〈学校〉
クラスメイト キモいんだよ!ドカッ
調子乗ってんじゃねえ!!ボコッ
白 ごめんなさぃ…ごめんなさぃ……
でも、学校は地獄。
いっぱい殴られて、蹴られて。
暴言吐かれて無視される。
ぼく…何かしたっけ……
〈夜〉
白 んッッ……んんん……ポロポロ
静かな海の海岸。
そこで僕は一人、静かに泣く。
嗚咽が漏れてしまわないように…
泣いてるのがバレないように…
いつも通り泣いていた…はずだった
桃 初兎ちゃん、?
白 、!?ポロポロ
喉を締めて沈めたはずの嗚咽
誰にも必要とされない地獄の学校
一人人気のない場所で泣くことしかできない。
そんな弱い僕を見つけてくれた
桃 そんなことがあったんだ……
白 んッッ…ポロポロ
痛くてッッ…怖くてねッッ、?ポロポロ
桃 っ、うん…
白 くッ…るし…かった
桃 …っうん、、、(ギュッッ
白 、!?
桃 ごめんねッッ……気付いて…あげられなくてポロッ
大事な…弟なのに……ポロポロ
白 っひッッ…ポロポロないちゃ…ポロポロ
桃 これからはその分ッ…俺が愛すから、!ポロポロ
白 愛してくれるっ、??ポロポロ
桃 愛してあげるグスッ
白 、!♡
家に帰ったその夜、僕は一人ベットで考えた
白 ないちゃんがいる限り…僕は愛される……?
白 ないちゃんが…いれば……
欲しいものは分かった…いや、分かっているから
白 ないちゃんっ!今日も満点!
白 リレーの選手に選ばれたんだよ!!
白 女の子に告白されちゃった…//笑
白 もちろん断ったよっ!
白 ないちゃんの大事な弟だもんっ!
白 ないちゃん!
白 ないちゃん、?
白 ないちゃん!?
その通りに生きてきたんだ
桃 ……(すまほぽちぽち
白 っ、、、
僕がこんなに近くにいるのに……
ないちゃんはスマホを優先するの、???
そんなのッッ…いや、そんなことないはずっ…
白 なッッ…ないちゃん、?(手震え
桃 ん、?
え、どうしたの初兎ちゃん…
白 あぇ、?
桃 冷や汗…?すごいよ?
こんなことだけでほんとはちょっと筋張ってしまった手も
桃 ガチャ初兎ちゃ…
あ、、、
白 あぇ、⁉︎ないちゃ、⁉︎⁉︎///(着替え中
白 どーしたんっ//
桃 や、相談があったんだけど…(白近付き
白 、?
桃 サワッ(白身体触り
白 、?//ビクッ
桃 傷……残っちゃったんだ
白 っあ、、、
消えないまま傷の残ったところも
白 ごめんなさぃ
桃 大丈夫大丈夫(白抱
初兎ちゃんはそれでいいんだ
”それが”いいんだ(微笑み
なんて、君が言うから
言い慣れた言葉と、やり慣れた抱き方。
髪型を崩さないように優しく頭を撫で、僕を包んだ甘ったるい匂いの香水(女性用の)
そして作られたように、完璧な笑顔。
それを見てしまったから僕は、君が笑う隣にただ、置かれていただけと言うお人形の存在なことに気づいてしまったな
白 やッッ…やだ……ポロポロ
こんなの…よくない…ポロポロ
こんな身体汚い
桃 大丈夫大丈夫
初兎ちゃんは汚くないよ、
こんな苦しんでても”生きてるだけで、偉いよ”
白 っ、!ポロポロ
違うッッ…みてわかるでしょ
汚いのっ傷口に少し擦れただけでも痛いのっ
ありふれてるセリフ語る、その口が大嫌いだ
僕のレンズに映る、完璧な笑顔も
桃 でもね、初兎ちゃんは綺麗だ
白 んぇっ、、
桃 あのね、その傷は、初兎ちゃんがこれまで耐えてきた証なんだよ、?
だから、否定しないであげて?
まただ。でもね、あのねって。
僕を慰めるその手の言い訳が僕の胸で綺麗な心を膿ませるんだ
綺麗な心が、どんどん膿で汚くなってしまう。
幸せが出たら、膿となって固まり、逆に汚くするんだ
そんな言葉を、他の女の子に使ってるの、僕、知ってるからね?
好きになったいろんな女の子にそのような言葉使って。
落として、付き合って。
君だけが幸せになれるなんて思わないで
まるで拍手喝采のような、、兄が弟を慰める場面。
弟は泣いて兄はまっすぐ受け止めて、、泣き止むまで頭を撫でる。
泣き止んだら一言だけ何かを弟に言って、弟は笑い、元気を取り戻す…
そんな拍手喝采の大団円を僕の心で眺めながら汚そうか。
幸せだった、あの日みたいに抱き合って。
コメント
1件
うわ…重いね、でもすごく引き込まれた。 特に「生きてるだけで偉い」って言葉を、兄が他の子にも同じように使ってるって気づいちゃうところが痛いなあ。初兎ちゃんは本当に愛されたくて、でもその愛が"お決まりのセリフ"だったって知った瞬間の絶望感…なんか胸ぎゅってなった。 続き読みたいです、桜兎さん🥀