テラーノベル
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【注意】
・リクエスト作品です
・スティンガーの一人称が”俺”と”私”で揺れます。多分公式としては俺なのかな?と思いますが8以外の翻訳で”わたし”が多かった気がするので揺らしています
・スティンガ-がバソの事うっすら気になってます
・なんかバソがうざいし同性愛を半分位ネタとして見てます
・いつもの通り原型前提です!!
「おはようスティンガー、君もすっかり寝坊助になったね」
けらけらと、嘲笑を混ぜたバンバンの声は、フリンにとっては腹立たしく、憎らしかった。
最初から最後まで、全てが憎悪で出来ていた。
……そのハズ。全てが、憎しみで…
「私よりも遥かに寝坊助な奴が居るだろう。俺には愚痴愚痴と文句を垂れて、そいつは見逃すのか」
「なんの事?いつもの妄想癖?薬でも盛った方がいいかな。」
「五月蝿い」
「ヒドいなあ、君に構ってやってるのに?」
「構わなくていい」
「そう……僕のコト、”そういう目”で見てる癖に?」
フリンの体に、自分が流す筈の電流が流れたような気がした。
バンバンとしては、同性愛者扱いでもして揶揄ってやろう、くらいの気持ちだったのだろう。
然し、自己暗示を繰り返すフリンの理性が崩れるには、それは強すぎた。
「なんか言いなよスティンガー、減らず口も叩けなくなれば君は負け犬どころじゃない
それともまさか、僕の言ったこと真に受けてる訳?」
「……………。」
フリンは自身の欲を抑えるのに神経を使う。否、神経はひとつも通っていないのかもしれない。
「うわあ、酷い顔だ。そもそも君はどこからが顔なんだい?」
「そんな事を考えられる余裕は今の私にはない」
「怖いよスティンガー。脳味噌もないのに狂ったんじゃないの?」
「それはお前の方だろう」
「何言ってるのかわかんないんだけど」
そうだ、彼は自分をからかっただけ…。それだけの事で、いちいち本気になる方が馬鹿だ。
クラゲになってから、抱える頭はない。
それだけの事、そうだ、そうだとフリンは自分を落ち着かせる。
「まぁいいよ 君がそんな気ならね ほら、1万バンコインでどうだい?」
フリンの大きな姿を下から見上げ、バンバンはまるで身体を売る女のように猥らに誘う。
勿論、彼にとってはただの悪戯…別に好きでもないヤツに身体を貸すわけがない。
理性を崩すのは最早彼にとっては容易。フリンが掌の上から落ちようとも、只管に躍らせる。
数多の触手が3本指の手首を掴み引く。
「……なんで腕を掴むのさ。ただからかっただけじゃないか」
「俺の事を本気にさせる気で来たんじゃないのか」
「まさか。君には生涯、体を捧げたくはない」
「なら そんなからかい方しないだろう」
「はぁ…君が仕方の無いヤツなのはわかったよ。今度そういう所探しておくから手を離して?」
「何も分かってない」
「っ…た。」
床にダン、と赫の体を床に叩きつける。
「酷いし痛いよスティンガー。抱きたいならもっと優しくしないと嫌われるよ」
「……そう。抱きたい、お前の事を……?」
憎悪。そう思っていたのは、内で煮えくり返るような劣情と愛情の果て。
初めからこの憎たらしい男が好きだった。
フリンは、それを信じ切れない。
「なんで疑問形なのさ、君のことだろ?
…まぁ悪くはないよ。気持ち良くしてくれるならの話だけど。満足出来なかったら…もう二度と僕の事を抱かない、襲わない。そんな所かな」
バンバンは徐に誘うような仕草を始める。
内腿を自分で撫でたり、フリンの触手に頬擦りをしたり、しっかりと、確かに煽っている。
「………何故、何故そんな事を言うのだ」
「キライだけど…最悪って程でもないから。僕もわかんない」
「俺には、意味がわからない。」
未だ、理解ができない。
頭の中に水が染みて、赤く染まる。
本当に体内にあるものと反対の色が滲み出て、当たり前のように消えない。
「分かんないなら…忘れたらいいんじゃないかな?君がヒトのような交尾ができるとは思えないけど…」
「快楽を拾えずとも納得が行けば俺はそれで良い」
「変なの、……じゃあ、やろうか。君となのは少し嫌だけど」
「嫌な奴とも交尾をするのか」
「初めてが君だなんてすごく不本意だよ」
「待て、初めてと言ったか」
「僕も尻を貸すのは初めてだよ。何回もあるやつがおかしい」
「……。」
フリンは欲を抑え、腹を撫でる。
初めて、ならば優しくしなければ。それがなんとかストッパーになっている程度で、すごく頼りなかった。
ぴり、と腹の奥に電流を放つ。微弱で、殺傷性も幻覚作用もない。そんな力。
「んぁぅ…」
「ッ……。」
「……本気なのか…君は。」
「お前が煽った癖に何を言っているんだ」
「ははっ、本当にそういうシュミなのか。頭がおかしいとは思うけど…僕もそれでいい気がしてる。」
「熱は俺達を浮かし 終わりの無い地獄へと誘う」
「…スティンガーも意外と 面白いことを言うじゃないか」
「一言 余計だ」
「ぅぐ」
バンバンの内に広がる力は、快楽を生み出す柔い物。薬でもなければ、毒になることもない。
「痛いか」
「別に……。余り優しくされてもいいとは言えないかな」
「それはこういうことでいいのか?」
「ふぅっ…ぐ、んん…」
より下肢の方に、強く刺激が伝わる。
端正で飄々としたいつもの姿とは違う、俯いて快楽を拾おうとするだけの獣のようなバンバンの格好に、フリンはより強く煽られる。
「はぁっ、くるしっ……スティンガー、前、弄ってっ…はち切れそ…」
「すぐによくなる」
「んうぅうっっ…っぐぅ…」
フリンがずりずりとバンバンのお飾りの生殖器を擦れば、嬌声を漏らす。
「あぐっ、うぅ、すてぃん、が……」
「力を抜け」
「はぁ……っ、…なんか、おかしい…。こんな、感じる事、なかったはず、なのに…」
「中に伝わった物が込み上げているだけだろう」
「穿って…壊れる。そういう、事…っ?はは…。」
「物分りがいい」
「あ゛ぉっ!?」
がくん、と腰が抜ける程の痛みと悦に涙が溢れる。
「笑う余裕があるなら大丈夫だろう」
「無理っ、図体も態度もでかいんだかぁ゛っ、無理に決まってるだろぉ゛っ…!?」
「まだそんな事を言えるのか」
「はぁっ、ああんっ、うぅっ…」
全てから強い刺激が流れ込み、バンバンの腰が浮く。頭が割れそうな程の快感は全てを壊れさせる。
「あぐぅっっ、ぅうっ、っはぁぁ〜〜〜〜〜っ゛…♡」
「……。」
「ふっ…ぅ……」
びくんっ、と身体を反らせて達するバンバンのその姿は、フリンの理性の最後の一文字をなくした。
「うう……スティンガーにイかされた……僕のプライドが…」
「うるさい」
「……じゃあ君が責任取る?」
「は?」
「冗談だってば……スティンガー???」
「だまれ」
「ちょっ、待って、えっ、スティンガー!?!?おーい!?!?!?」
フリンはバンバンの三本指を強く引いて、抱き抱えるようにしながら部屋の奥へと誘う。
バンバンはそれが何を意味するかは分かっていたが、心の中では動揺と期待が入り交じり、抵抗はできなかった。
【あとがき】
多分リクエストとは違う趣旨になりました。すみません。もつ煮込みです。
キーボードでの・の出し方が分からず今戸惑っています。さっきなんか出来たんだけどなあ…
まぁこの調子でリクエストはぼちぼち消化していきますので、よろしくお願いします。
もう1月に一個書けたしいいかなあって気がしてる自分を殴りたいです。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
コメント
1件
凄く最高でした...疲れが一気に吹っ飛びました