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「新入生はこちらですー」少し気だるげに案内するcircleさんがいる。いや、もう私はこの学校の生徒だ。circle先生と呼んでもいいだろう。近くで見るとさらにかっこよく、可愛らしい。そしてcircle先生の目の前を通ると「こんにちは」と言ってくれた。私もすかさず「こんにちは!」とできるだけ明るく、元気に返した。ランダムなのだろうが、とてもラッキーだ。幸せな気分に浸りつつ周りを見渡すと結構な数の新入生がいる。
教室の割り振りを確認し、教室にに入る。1-Aの教室に入ると自分のクラスには20人ほどいた。先程の人がごった返っている廊下で見かけた白髪のボブに大きなリボンが良く似合う子を見つけた。いたんだなあ、と思いながら少し見つめていると、その子は私に一直線に向かってきた。そして「私のこと見てたよねっ!私はClaire!あなたの名前は?」と聞かれた。
私はすこしどきどきしながら自分の名前を口にした。
「○○、」そうつぶやくとClaireは「いい名前ね!そうだ、私とお友達にならない?今日話せたのも何かの縁だよ!」
こんなにもコミュニケーションが上手な子はいるのだろうか、と驚きながら自分の席に着くと、先生が入ってきた。Claireよりも少し短めのボブで、まるで研ぎたての刃物のようなつんとした雰囲気に鋭い目。手にはカッターがある。いや、生えている。
「これからあなた達の担任をします、化学を担当するMiss bloomieです。」
…circle先生は私のクラスの担任の先生ではなかった。まあ自分がコントロール出来る訳ではないので当たり前だ。 少し残念に思いながらも仲がいいならcircle先生についての情報もいくつかは引き出せるだろう。
この学校についての簡単な説明だけで今日の時間は終わりらしい。がやがやと少し騒がしい教室を出て、家へ帰ろうとすると、後ろから声をかけられた。「おーい!一緒に帰らない?」
ぱっと振り返るとClaireがいた。1人だったので快く快諾した。「ありがとうね!」Claireはそう言って横に並んだ。バス停でバスを待ちながらゆっくりと話をした。
新しい学校のこと、クラスのこと。そんな話をしていたらバスが到着した。私たちはバスに乗って座席に座った。次は窓の外の景色について話をした。そしてClaireの家に着くらしいバス停に着いた。「またね」そう言ってClaireはバスを降りて帰って行った。
自分の家はもう少し先だ。ぼんやりと入学するまでの出来事を思い返す。体には、その努力の結晶が小さな傷となっていくつも残っている。これもcircle先生のため。そう思って家に着いた。
簡単に昼食を済ませる。しかしまだ時間は残っている。そうなると大体はcircle先生への思いを募らすか勉強かだ。しかしあの学校の雰囲気からして、自分の筆記用具は浮いてしまいそうだ。しかもノートも底を尽きそうになっている。いいタイミングだと思い、この前出来た文房具屋へ出かけようと考えた。
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(長めです)
こんにちは。梅酒ソーダ‼️です。本当は後書きのようなことは書かないと決めていたのですが、少しミスがあったり独自設定が入ることになったので書かせていただきます!
まずミスについて。今は変更しているのですが、circle先生とのちっちゃな絡みを入れようと思い、入学バッジのようなものがあるのかと気になり海外の入学式について検索しました。すると「海外には入学式が無い」と出てきたんです。FPEの元ネタになっているであろうカナダにもなかったんです。そこで内容を修正させて頂きました。
そして独自設定についてですが、circle先生のコンパスとCOMPASSは別、ということです。自分の物語の都合上どうしても変えないとおかしいと考えたからです。他にもcircle先生の口調などがありますが、日本語版が無く決まったものはないので違う!となったら読むのをとめて静かにUターンして頂けるとありがたいです。一応自分の考えるcircle先生の口調&解釈置いときます↓↓↓
一人称 私 二人称 お前、あなた 三人称 お前ら、あなた達
解釈
生徒、同僚に対してはタメで目上の人には敬語。
これからも何か変更点があればその都度後書き的なのを置かせていただきます!
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