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み。
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コメント
2件
続きが楽しみです ガチでこういうの好き
わぁ…第2話、すごく気になる展開でした。特に潔が「お前は誰だ」ってノートに書かれてるシーン、背筋がゾクッとしました。それに、父・カイザーとの関係性や町の彗星の話も謎が多くて…。日常の中に少しずつ非日常が混ざり込んでくる感じがたまらないです。続きが気になって仕方ないです!
|携帯のアラームがなっている。
凛)んん…
?)凛…凛…覚えて、ないか…?
?)名前は…潔…!
凛)っ!
|目覚めた。見渡すと、そこは知らない部屋だった。
|頭の上に双葉のアホ毛がある。
凛)…はぁ…?
|そこで、弟の千切豹馬が来る。
豹)おい、兄貴。なにやってんだよ。
凛)…知らねぇよ、なんだこれ。…兄貴?
豹)何寝ぼけてんだ。飯できてんぞ。早く来い。
|千切豹馬はそう言って襖をピシャっと閉めた。
凛)……。
|意味が分からない凛は鏡の前に立つ。
凛)……はぁぁ!?んだよこれ…!
|階段を降り、卓袱台の傍に座る。
凛)…はよ。
豹)兄貴、遅い。
|違う日。朝ごはんの白米を茶碗にいれる。
潔)ちょっと多いか…まぁいいか。
|そこで、氷織羊が言う。
羊)今日は普通なんやな。
豹)昨日はやばかったからな…
潔)は?昨日?なに。
|「町役場から、朝のお知らせです―――」放送が鳴る。氷織羊がラジオを消した。
潔世一がテレビを付ける。
1200年に一度という彗星の来訪が、いよいよひと月後に迫っています―――
豹)いい加減仲直りしろよ…
潔)うるせぇ。これは大人の問題だ。
|朝の支度を終え、潔と豹馬は学校へ向かう。
潔&豹)行ってきます。
|豹馬と道が別れ、そのまま歩く。その時、自転車を漕いでいる御影玲王と後ろに乗っている凪誠士郎が来た。
玲)お、潔!
潔)おう、おはよ。玲王、凪。
玲)いい加減降りろ、凪。
凪)別にいいじゃん。玲王のケチ。
玲)重いんだよ…
凪)失礼だね。
潔)お前ら、相変わらず仲いいな。笑
玲&凪)良くない!
玲)潔、今日は髪普通だな。
潔)え?なに。
凪)氷織にお祓いしてもらったんじゃない。
潔)お祓い??
凪)あれは絶対狐憑き。
潔)はぁ?何言ってんだ。
玲)お前は何でもかんでもオカルトに結び付けんな。
潔)ちょっと待て、なんの話。
玲)何ってお前…
|その時、町長選挙演説をする潔世一の父であり、現町長のミヒャエル・カイザーに遭遇した。
周りからは、どうせ今期もこの方だろ。相当撒いてるしな、ここだけの話。などと声が聞こえる。
そこでカイザーが潔に言う。
カ)おい、世一ぃ。もっと胸張って歩け。
|身内にも厳しいな、さすが町長だ。などの町民の声が聞こえる。
クラスメイトも、恥ずかし。可哀想と言う。
潔)こんな時ばっかり…。
|学校に行き、授業を受ける。
授業の準備をし、ノートを開ける。するとお前は誰だ。という字。
潔)……はぁ?
|そこで、古典教師の冴が言う。
冴)たそ彼。これが黄昏時の語源だ。さすがに黄昏時くらいはわかるだろ。
夕方、昼でも夜でもねぇ時間。世界の輪郭がぼやけて人ならざるものに会うかもしれない時間の事だ。
冴)もっと古い時はかれたそ時、かはたれ時とも言ったらしい。
|クラスメイトが口を開く。
質問。それって片割れ時じゃないの?
冴)片割れ?この辺りの方言じゃないのか。神社には万葉言葉が残ってるって聞いた事がある。田舎だからな。
|一方その頃、潔世一はまだあの文字に引っかかっている。お前は誰だ。という字。
潔)うーん…
冴)じゃあ次、潔、教科書41ページの1行目読め。
潔)あ、!はい!
冴)今日は名前覚えてるんだな。
潔)え?どういうこと?
|休み時間になる。
玲)ほんとに覚えてねぇのか?
潔)おう…。
玲)お前だって昨日自分の机もロッカーも忘れたって言ってたし、いつもの寝癖の双葉もペタンコにセットされてたし、頭にヘアピンつけてなかったし。
潔)ええ…?嘘だろ?
凪)なんか記憶喪失みたいだったよ。
潔)うーん…でも、ずっと変な夢見てたんだよ…別の人の人生を見てるみたいな…よく覚えてねぇけど。
凪)あ、それあれじゃない。前世の記憶的な。エヴェレットの他世界解釈に基づく、或いはマルチバーストに無意識に接続して―――
玲)お前は黙ってろ。
潔)あ、凪、もしかしてお前が俺のノートに…?
凪)え?何の話?
潔)あぁ、ううん。なんでもねぇ。
玲)でも潔、お前ほんと昨日は変だったぞ。どっか体調悪いのか?
潔)うーん…おかしいな、元気だけどなぁ。
玲)ストレスじゃねぇか?ほら、例の儀式もうすぐだろ。
潔)あぁ、もう言うな!