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どうも!黄粉です!
今回の作品は新しい試みとして、切ない系にチャレンジしてみようと思います!!
その名も!『30日の初恋』
やっぱ色んなシチュエーションで書けたほうがこれからの自分に役立ちますから!
それでは!
スタート!
emside
縄で浮く自分の体。頭に血が上る感覚。
(どうしてこうなってしまったのでしょうか…
呆れるような、悲しむような、そんな意識だけが冷たくなった体に残る。
これが死ぬ前の最期の記憶でした。
em side
死んでからの1年間色んなことがありました。死んだはずの私は意識を宿した半透明の体になってました。
そう、よくネットで騒がれる幽霊とやらになってしまったのです。
それに気づいた時にはそりゃもう大変でしたよ(笑足はないわ、体が軽いわで、移動するのもままならない状況でしたから…
自分の体に慣れようと必死になって、1ヶ月経った頃でしたかね…?
私の部屋の扉が軋みながら開いて、大人数の警察の方が私の体に触れて………
まぁ、ここから先は言わずもがな分かると思うんですけど…………
そんなこんなで、6ヶ月経って私の部屋も新築の一軒家になりました。
みすぼらしい部屋がこんなにもピカピカの家に変わったのですから。
そうして新しい住人が来るようになって、少し賑やかなになりました。
でも、10日も経たない内に住人の方が帰って来なくなったんです。
そりゃあ、ほぼ事故物件みたいなものなんですし…
何かしら悪影響はあったんでしょうね。
でも、死んだ私でも、やはり悲しいという感情はあるんです。
10日未満と言っても、同居しているのと変わらない環境に慣れてしまいましたから。
1人は………寂しいです。
それからまた、新しい人が1人、2人、3人、全員この家を去って行きました。
時には見学だけで体調を崩す方もいました。
でも…もう何も思いません。
慣れたら感情は無くなるものなんですね…。
そうして今日、また新しい人が来るみたいです。
どうせ、またすぐ居なくなってしまうんでしょうけど…
zm side
この部屋の第一印象は”湿り気のある部屋”だった。
霊感のないゾムだったから、その存在に気づくことはできなかった。
(なんか変に湿度高いなぁ…
丁度、梅雨の時期だったこともあり、俺は特に気にすることなく1つ1つ部屋を巡っていく。
キッチン、トイレ、お風呂、寝室。
次々と見ていって最後、リビングに着く。
その時俺は何か勘が働いたのか、リビングの端の方に視線をやる。
「…ん?」
(今、何か居ったよな?
明らかそこだけ他と比べ物にならないくらい湿っていた。もはや濡れていた。
(あ!もしかしたら、目が悪いだけかもしれん…
俺は目を細め、濡れた天井を見つめる。
そうすると、うっすらとだが人型の男が浮いているように見えた。
「うわぁッ…!!」
見てくれてありがとうございました!
どうでしたか…?ちゃんと切なく書けてましたか…?
初めてなんで投稿するのも緊張するんですが、勇気を出して投稿します!
それでは!
またね!!
next♡500