はぴえんにしたいなぁ。
これはぴえんなのかなぁ。
と思いながら書きました。
最終話、どうぞ。
何でも許せる方のみお進みください。
ゾム side
「あ、起きた?おはよ」
という声に、目を覚ます。
目の前には、見慣れた彼がいた。
「はい。今日は残さずにちゃんと食べえや」
そう言って、米をすくうと、俺に向かって差し出した
「はい、あーん♡」
差し出されたそれを、軽く咀嚼して飲み込む。
「ん、ええ子」
味がしないのは、俺の舌がおかしくなってしまったからなのだろうか?
抵抗すれば、殴られる。
だから、従っている。
殴られるから…………
きっと、そうやんな?
はやく、外に出たい。
逃げなくちゃ
かち。かち。かち。
真っ暗な空間で、時計の音だけが脳内に反芻した。
ぐるぐるぐる
いろんな感情が、心の中でぐちゃまぜになっている。
信じたくない。
彼に堕ちて行ってしまう俺を、
嫌悪し、忌み嫌う。
目の前でわらうロボロの瞳には、
ドス黒い感情が湧き上がっていた。
“ 狂愛 ”
一言でまとめるなら、この言葉が妥当だろう。
疎い俺でさえも、気づくことができたのだから、
好きだ。
でも愛してない。
それが、俺をおかしくしそうで、ひたすら心が締め上げられるような感覚に、
頭を抑えた。
しずまりかえったつめたいへや
いまは、だれもいない
そとににげだせる、ぜっこうのちゃんす。。。?
そとって………
「……なんだったけ」
ぼーっ、と呟くと、
静かで軽い声が、ろうやに響いた。
「は、」
「あ、は」
「あは」
「あははははっ」
「あははははははっ!」
なぜか、?
口から笑いが漏れ出した。
とまらない
同時に、俺の頬は濡れる。
その意味が、俺にはわからなかった。
ただ、壊れたように笑い続けた。
ロボロ side
「ゾム、そろそろこの部屋から出よっか」
そう言って、愛おしい彼を優しく撫でる。
“………”
“ ……いやや ”
「ん?、なんか不満やった?」
“ だってそれやと、アイシテくれへんのやろ、? ”
思わず笑いがこぼれた。
相変わらず、俺の彼女は愛らしい。
「俺はゾムしか愛さんよ」
そう言って、切断面を優しく撫でる。
“ ………! ”
“ ………んふ、俺から離れんといてや?ロボロ❤︎ ”
「ゾムこそ」
“「 アイシテル 」 ”
嗚呼。ありがとう。
俺に堕ちてくれて。
キミが俺を愛す限り、
俺はキミの望む“ 愛 ”を与えよう。
ずーっと、ずーっと。
逃がさない
曖昧な終わり方になって笑った。
これでも、一応完結です、
この作品、何の目的もなくうっすら思いついて書き始めたので、
終わりに困って消そうとは思ってたんすけど、
何とか完結しました。
病み?みたいなのを書いてみたいなー、と思い挑戦した結果がこれ。
下手ですね〜………。
まあ、頑張ります!
自分が増幅させた物語が多すぎるので………(笑)
次は、『外資系は脅威の左腕になりたい』と
『新人組には秘密がある』
に取り掛かっていきます。
回覧ありがとうございました。
それではまたお会いしましょう。
コメント
5件
なぜか通知が来なかった...。 完結おめでとうございます!! もうるかさん全然小説書くの うまいです自信持ちましょう やばいです。 こういう病み系の話あまり 読まないんですけど結構面白い ですね!(* >ω<)✨ 意外とのめり込みました! zmさんの言葉が全部ひらがなになってるの狂ってるのが 表現されてるようで好きです! 他の作品も頑張ってください! 応援してますね!✨
はーーーつまりはメリバってことですね?? 美味しすぎます・・・共依存てぇてぇ・・・!! 最高でした!!
うわはぁぁぁ、、、 バドエンみたいなハピエンって感じで大好き。 最後はやっぱ愛し合っちゃったんだね