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⚠森ちょん注意⚠⚠死ネタでは”ないですが”、かなり自傷表現注意⚠
▫この作品はnmmn,hnnmです。nmmn,hnnmって何?って方はこの作品は見る前に調べて来てください!!
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初期ちょんの中に渦巻いてる厭世観的な感情が好き。
森ちょんで、ちょんまげ激重は少ないかなって思って書いてみました><
分かった方のみスクロールお願いします↓
森くんは、僕が彼のことを覚えていただけ。
ただそれだけの理由で、歪なほどの執着を見せてきた。
正直言えば、その頃の僕は「変なやつだな」くらいに思っていた。 けれど、彼と過ごし、彼の瞳に映る自分を見るうちに、
いつの間にか僕も、そんな彼のことをどうしようもなく好きになっていた。
……でも、そう思っていたのは、僕だけだったのかもしれない。
コンビニからの帰り道、僕は見てしまった。
街灯の下で、森くんが見知らぬ女性と密着している姿を。
彼女を支えるその手つきは、あまりにも親密に見えた。
喉の奥から、不快な吐き気がせり上がる。
僕は逃げるようにその場を離れ、家へと帰った。 森くんは、僕のことが嫌いになったんだろうか。
もう、僕は用済みなんだろうか。
裏切られた怒りよりも先に、 足元から崩れ落ちるような不安が、僕の思考を支配していく。
気づけば、僕は台所で包丁を握っていた。 刃先は、自分の首元。
__頸動脈のあたりに、ぴたりと当てられている。
森くんに求められなくなった僕には、 もう一ミリの「存在価値」もない。
生きている意味なんて、ない。
だったら、このまま死んでやろう。
森くんに、僕の凄惨な死に様を見せつけてやる。
僕を捨てたことを、一生後悔させるために。
その目に、その脳裏に、僕を焼き付けてやるために。
そう、思っていた。
けれど、刃先が肌に触れる冷たさに、どうしても力が入らない。 情けなく震えながら迷っているうちに、玄関のドアが開く音がした。
カチャリ。
森くんが帰ってきた。
……あの女の匂いを、連れて。
その瞬間、僕の中で、ぷつりと何かが切れた。
『ちょんまげ……! な、何してるの!?』
ひどく動揺した声。
でも、そんなことは、もうどうでもよかった。
僕は、今から死ぬ。
「僕はね、森くんに求められて、嬉しかったよ」
静かに、言葉を吐き出す。
「……でも、森くんはそんな僕を、利用してただけなんだね!!」
『え……?』
呆れが、心の底から湧き上がる。
「へぇ。まだ分かってないんだ。 でももういいや。
どうせ僕、死ぬし」
包丁を持つ手に、力を込める。
薄い皮膚に、刃先がわずかに食い込んだ。
「森くん、僕はね。 君に求められなくなったら、存在価値がないの」
「だからさ」
首筋に当てた刃を、少しだけずらす。
「ここ……頸動脈。 刺したら、すぐには死ねないんだよ。」
『……っ』
「ちゃんと見てて。僕の死に様。 森くんのせいで、こうなったって、ずっと覚えててね」
『ちょ、ちょんまげ……!』
「死ぬまで、忘れないで。 僕が森くんを覚えてたみたいにさ。」
『待って! まずは話を__』
「うるさい!!」
声が、ひび割れる。
「森くんは心の中で、僕のこと笑ってるんでしょ!? そんなんで僕がどれだけ傷ついたかなんて、分かるわけないよね!!」
『そんなこと……!』
「もういいよ。 僕が死んだあと、あの女の人と幸せになればいいじゃん!! ……ああ、でも」
一瞬、胸が締め付けられる。
「森くんの子供が見られないのだけは、残念だな」
『お、女……?』
森くんが、はっとしたように目を見開いた。
『……あの人は、僕の同僚だよ』
「は?」
『酔ってただけ。介抱してただけなんだ』
言葉が、頭に入ってこない。
勘違い。全部、僕の。
「……ごめん」
力が抜け、包丁を握る手が震える。
森くんは何も言わず、しばらく僕を見つめていた。
そして、眼鏡の奥の瞳を、妖しく歪めて口を開く。
『……いや』
その声は、ひどく穏やかだった。
『嬉しかったよ。ちょんまげ』
「……え?」
森くんは、僕の首元から包丁を取り上げ、床に投げ捨てる。
代わりに、冷たい指が、喉元をねっとりとなぞった。
『だってさ。 僕がいなくなったら、死んでくれるんでしょ?』
息が、止まる。
『ちょんまげの存在価値は、僕。 僕がいないと、生きられない』
『……そんなに僕のことで、頭がいっぱいなんだね』
囁く声は、ひどく嬉しそうだった。
『可愛いなぁ……』
その瞳に宿っていたのは、安堵なんかじゃない。
……僕が命を賭けて用意していた「死」は、 森くんにとっては、ただの前提条件に過ぎなかった。
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