テラーノベル
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rd × pn (pn、rd視点)
BL █ネタ有り
【地雷 は 見ちゃダメ 】
ー三日目ー
ーpn.sideー
次の日になる。
俺の心はドキドキで止まらない
何故なら今日が約束の日!
天気も俺たちに答えてくれるかのように
快晴である。
俺達は準備をして病院の外へ出た
俺は数十年ぶりに外へ出た
空はとても青く太陽はまるで
俺たちを照らしてるよう。
しばらくしたら遊園地に着いた。
そこからはとにかく楽しかった
猿山とお揃いのカチューシャを買ったり
絶叫のジェットコースターに乗ったり
まじ怖いお化け屋敷に行ったり
本当に充実した時間だった、
最後は観覧車だった。
猿山と座って向き合うのは
とてもでは無いが緊張した。
rd「天乃」
猿山が俺の名前を呼んだ。
pn「何、?」
俺が応えると猿山は俺の手を握り
俺の目を見て言葉を言う
rd「俺と付き合って下さい。」
びっくりした。
でも断らなければならない
pn「ごめんなさい。」
心が痛い、
俺だって…俺だって!!
rd「理由を聞いてもいいか…?」
嗚呼。
やはり話さなければならないのだな
俺は猿山の目を見て話した
pn「俺後四日しか生きられないの…」
震える声で言う。
目を逸らしてしまう。
目からはなにか熱いものが溢れ出る
猿山は俺を優しく抱きしめてくれた。
rd「なら、その四日だけでもいい。俺は天乃との四日が欲しい。駄目か?」
俺は強く猿山を抱き返した。
うれしかった。
ーrd.sideー
遊園地に着いた時の天乃の顔は
とてもではないが子供ぽかった。
とにかく充実していた。
天乃とお揃いのカチューシャにしたり
絶叫のジェットコースターに乗ったり、
ガチ恐怖なお化け屋敷に行ったり
中学生以来の充実した時間だった。
最後は俺の提案で観覧車に乗った。
そう俺は天乃とずっと一緒に居たい。
rd「天乃」
俺が呼ぶと天乃はこっちの見た
pn「何、?」
俺は天乃の手を握り、しっかり目を見た
rd「俺と付き合って下さい。」
天乃は少し焦った表情をしていた
pn「ごめんなさい。」
断られた。
その言葉はまるで心臓に突き刺さるほど
理由だけでも、聴きたい。
rd「理由を聞いてもいいか…?」
そうすると天乃は震える声で言った。
pn「俺後四日しか生きられないの…」
…
びっくりした。本当に。
天乃は悲しいのか、
俺に言いたくなかったからなのか、
涙が溢れ、俺から目を逸らした。
でも、それだけの理由で断られたくない
俺は天乃を優しく抱きしめた。
rd「なら、その四日だけでもいい。俺は天乃との四日が欲しい。駄目か?」
無理な願いだ。
けど、天乃は俺を強く抱き締めた
pn「うん…猿山にあげる…」
外は夕方、赤く光る太陽は
俺達を照らし合わせた。
ー四日目ー
朝だ。
昨日の出来事が信じられない。
俺らは付き合った、
んだよな?
pn「おはよう…猿山!」
ん”ー。俺の彼女可愛すぎるッ
rd「おはよ天乃…ッ」
pn「え、苦しい?」
やばい可愛すぎる”ッ
rd「天乃が可愛すぎてッ…」
そこから俺は暫く天乃が見れなかったが
見た瞬間
天乃の顔は少し赤に染っていた
俺はその顔がとてもはっきりと見えた
pn「マジやめろ…///」
うわー、可愛すぎ♡
rd「ごめんね?」
pn「別にいいけど…/」
現実とは思えないくらい
とても楽しかった。
だけどそんな日々があと三日と思うと
とても悲しく思えた。
ー五日目ー
ーpn.sideー
夜中に目覚めてしまった。
頭に言葉にならない程激痛が走った。
pn「ッーフッ…スゥーッフッ…」
ナースコールが遠く見える…
意識が遠のく
そんな中、部屋のナースコールがなり
看護師さんと医者が駆けつけた所で、
俺の記憶は *プツンッ と、*途切れた
ーrd.sideー
隣から過呼吸の声が聞こえる。
俺は慌てて飛び起きると
天乃が苦しそうな表情をしながら
過呼吸を起こしていた
恐らく意識が薄れてきて
ナースコールすら押せないのだろう
倒れかけな天乃に手を添え
すぐナースコールを押した。
暫くすると看護師と医者が来て
天乃を運んで行った。
俺はもう少し早めに気付けていたら…
夜になったが、天乃は帰ってこない。
このまま六日目を迎えてしまう。
きっと きっと 生きている…
生きているはず …
0時になった。
六日目。
天乃はもう消えてしまう…
俺の目は赤くなっている。
あまりにも泣きすぎた。
俺の涙腺はもうボロボロだ。
朝の6時…
天乃が病室に入ってくる
rd「天乃ッ」
すかさず俺は抱き締める
怖かった。
もう消えたかと…
pn「心配させてごめんね…」
でも俺の額には涙が落ちる
pn「もう俺明日で…█ぬんだね…」
俺らは抱きしめあった
その時、俺らを邪魔する人間は
誰も居なかった。
ー七日目ー
ーpn.sideー
急に容態が悪くなった
ベットに寝込む俺を猿山は見守る。
時刻は夕方。
医院長さんには猿山と最後を迎えたい。
と言い入らないようにしてもらっている
pn「さるや…ま、」
俺は微かな意識で名前を呼ぶ
rd「なんだよ…?」
これだけ、これだけ、これだけでもッ…
pn「なまえ…よんでほしい…な、」
rd「絵斗ッ…」
pn「なあに…らだ男…?」
rd「好きだ…ずっと。」
pn「おれ…も…」
rd「来世は一緒に居てくれるか?」
pn「う、ん!らい、せは…らだ男のお嫁さんになりたいな、!」
rd「嗚呼ッ…絶対探すから!」
pn「ありがとう…」
俺の意識は薄れていき
最期見た光景は
らだ男が微笑んだ顔だった。
ーrd.sideー
天乃の容態が悪化し始めた。
俺には見守ることしか出来なかった。
pn「さるや…ま、」
いつもとは違う。
薄れ、苦しい声で俺の名前を呼ぶ
rd「なんだよ…?」
すると天乃は微笑みながら俺に言った
pn「なまえ…よんでほしい…な、」
最期みたいに…
最期みたいに言わないで欲しい。
rd「絵斗ッ…」
俺は泣きながら答える
pn「なあに…らだ男…?」
伝えなければならない。
rd「好きだ…ずっと。」
pn「おれ…も…」
天乃は声も出すのさえ辛いはずだ
なのに優しい声を出し、応えてくれる
rd「来世は一緒に居てくれるか?」
pn「う、ん!らい、せは…らだ男のお嫁さんになりたいな、!」
嬉しかった…
でもまだ一緒に居たいと思ってしまう。
rd「嗚呼ッ…絶対探すから!」
pn「ありがとう…」
天乃は、目を瞑り
そのまま一生の眠りについた。
俺はその日以降天乃が眠った時刻、
ずっと泣き続けている。
『また会いたい。』と
今もずっと天乃が近くで
見守って居る気がする。
ーーーー
はい…
スクロールお疲れ様でした、、
まじ書くの辛いっす。
もしいいねが500くらい行ったら
来世の 番外編書こうと思ってます。
ここまで見てくれて
ありがとうございます。
また会いましょう、!
コメント
3件
最高ほんとに好き!!!!