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東 桃子
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#溺愛
桜咲かな
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#溺愛
桜咲かな
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#溺愛
桜咲かな
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付き合って半年が過ぎた。
私たちの家は、車で約二時間。
会いたい時にすぐ会える距離じゃなかった。
だから自然と、一つの約束ができた。
月に一度は、少し遠くまで出かけること。
海へ行ったり。
夜景を見に行ったり。
美味しいご飯を食べたり。
目的地よりも、一緒に過ごす時間の方がずっと大事だった。
会える日が少ないからこそ、一回一回のデートが特別だった。
その日も、いつものようにヤマが車を走らせていた。
好きな音楽が流れて。
窓の外には見慣れない景色が広がる。
助手席にいるだけで幸せだった。
この時間が、ずっと続けばいいのに。
私は本気でそう思っていた。
そんな時、彼の携帯が鳴る…
コメント
1件
# 感想 ああ、このエピソード、すごく沁みました…。遠距離ならではの「月に一度」という約束、その特別感が丁寧に描かれていて。助手席にいるだけで幸せ、って気持ち、すごくわかります。目的地よりも一緒にいる時間が大事っていう感覚が、本当にその通りだなって。 でも、最後の「彼の携帯が鳴る」で一気に心臓が掴まれました。この幸せな空気を壊す何かが始まる予感…。次が気になりすぎます。