ー春菜視点ー
「ふぅ、疲れた 」
「ありがとうね春菜ちゃん 」
「いえいえ、お家にお邪魔させていただいてるので…これぐらいは当然と言うか、なんというか」
「春菜ちゃんは優しいね」
「ありがとうございます笑」
今年の夏休み、両親は主張で居なくて…
ひいおばあちゃんの家に来ている。
ミン ミーン ミーン…
どこでも蝉(せみ)っているんだなって思う。蝉の鳴き声を聞くといつもより熱く感じて好きじゃなかった。でもあの目がきゅるんとしてて可愛いんだよな。
そんなことを思いながらせっせと畑仕事を手伝う。ひいおばあちゃんは今年で95歳だと言うのに元気に畑仕事をしている。まぁこれでもすごいと思うけど… さらにすごいのはひいおじいちゃんだ。今年で98歳だと言うのに何とかマラソン?で結構速いタイムで完走したんだって…((オソロシヤ…
「終わったよ!」
「ありがとうね」
「どういたしまして!」
「春菜ぁぁぁ!やほぉぉ!」
ん?この声はもしや…
「まぁ、涼音と友達さんじゃないか…」
「おばあちゃんお久しぶり!」
「こんにちは」
「お菓子持ってくるから少し待っときなさい」
「ありがとう!おばあちゃん」
「ナンデキタノ?」
「ナンデカタコト?」
「気分だよ」
「どんな気分やねん笑」
「てか、久しぶりだね!笑」
「それなぁ!」
えーと?涼音の隣にいる人は…お友達さんかな
「こんにちは!((ニコッ」
「こん、にちは」
そう言って、彼は倒れた。
「え?!大丈夫?!」
「こりゃキュン死か?笑笑」
「え?」
私に キュン ってする要素全くないですけどぉー?!と、とにかく部屋に運ばないと…
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