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『ん,……』
眼を開けたら,
何時もと同じ風景が広がっている。
代わり映えの無い。
詰まらない日々。
私に親は居ない。
敵に殺された。
って言う亭に成っているが,
もっと違う奴に殺された。
まぁ,別に両親共々育児放棄やら虐待やらしかして無かったのも有り,
悲しくとも何とも無い。
『未だ二時……』
前世は呪術師だったから,
寝ないのに慣れている。
軽食を買いにコンビニへ足を運ぶ。
『……ぁ,有った』
商品をレジに運ぼうとした其の時。
バァン!!🔫
銃声が店内に轟いた。
……面倒な事に成ったな……
強盗が次々と店内へと入って行く。
強盗の内一人が近くに居た子供を
“個性”で強盗に寄せた。
強盗)おぃッ!金を出せッ!
強盗)後お前らヒーローだろッ!此餓鬼の命が惜しかったら手を挙げろッ!
さも無くば……
撃つぞッ!!
拳銃を出す。
だが,其の手は小刻みに震えて居た。
怖いんだろう。
人を殺すのが,
自分が,取り返しの着かない事をする事をするのが怖いんだろう。
良く有る話だ。
私は呪詛師を殺した事は何度も有る。
だから,
一々怖がってる時間が無いんだ。
強盗にヒーローと
言われている人達を見る。
何やら強盗が見て居ない隙に小声で何か言っている様だ。
気に成ったので耳を済ませて
聞いてみると……
??)おい……どうやって助ける,
??)そりゃもう個性ブッパだろ。
??)其れだと子供の安全が取れない
だから俺が個性を消した隙に……
強盗)おい💢ッ!お前ら!
何話してんだッ!善いのか?!
子供に拳銃を突き付け,撃つ様な素振りをしている。
其処から強盗は,ヒーローから
目を離さなく成ってしまった。
でも,未だヒーロー達は
助け出す手段を考えてる様だ……
!
初めて見た……
諦めないヒーロー,
少し……
手伝って挙げようかな?
敵は三人,拳銃は二個,
人質は一人,
個性で音を消し,
其処らに有った菓子を六つ投げる。
投げた菓子は
ヒーロー達の近くに転がった。
??)?(こんな時に菓子?)
パンッ
手を叩く音が響いた
其の瞬間,
菓子と拳銃,
人質の位置が入れ替わっていたのだ。
私は瞬間移動の応用で何かと何かを入れ替える事が出来る。
発動条件は手を叩く事,
今の状況を一早く理解したヒーロー達は
強盗を抑え込み,個性で眠らせて居た。
ほんの少しだけ見えた強盗の顔は,
少しだけ,
安心した様な顔を浮かべて居た。
矢っ張り,怖いんじゃん
人を殺すのが,
君は,敵には向いて居ない。
私は商品を棚に戻し,
急ぐ様に店内から出て行った。
コツ……コツ……コツ……
タッタッ!
矢張り,
先程から着けられている。
さっきのヒーローの内二人?
もう一人は強盗を受け渡してるのか…
曲がり角を曲がった瞬間
気配を消し,塀の上に着地した。
??)ぁ?……居ないぞ。
??)そんな事……ってぇ”?!
マジじゃん!何処行った!?
気配を消した儘,
ヒーローに声を掛けた。
『如何かしましたか?』
??)ッ……!?
??)ぇッは?!
ヒーローは驚き,声を出して居たが,
直ぐに落ち着き,話をし出した。
??)お前,名前何だ?
『自分から言うのが普通では?』
??)そうだな,俺は
イレイザー)イレイザーヘッドだ。
??)俺は
プレマイ)プレゼント・マイクだぜ!
リスナーは?
『……草薙です。草薙璃奈』
イレイザー)そうか,草薙,お前コンビニで個性使ったろ。
『そうですね。』
イレイザー)有れ,規約違反だからな。
『分かっています。只,緊急だと判断したので,』
イレイザー)嗚呼。
『其れ丈ですか?』
イレイザー)?……
『此注意をする為だけに,私を追って来たんですか?』
プレマイ)後,あの時は助かったぜ!
『嗚呼,はい。
では,さようなら』
イレイザー)待て,
『はい?……』
イレイザー)お前幾つだ?
『15です。』
イレイザー)……雄英に来るのか?
『私,ヒーロー志望じゃ無いです。』
イレイザー)何故だ?誰しも一度は憧れる筈じゃ…………
『私,ヒーローに憧れた事,一度も無いので。』
イレイザー)!?……
マイク)其れマッ……!?
『ですが,流石,
天下の”雄英教師”様ですね。』
二人)ッ!?
イレイザー)俺達が雄英教師だと言ったか!?
『いいえ?言ってませんよ?』
イレイザー)じゃぁ何故お前が……
『簡単ですよ。』
『貴方は雄英に”来るのか?”と言った
普通は,”行くのか?”と言う筈,
“来る”,と言う言葉は雄英が身内に居ないと出てこない。なので,
雄英教師と判断しました。』
イレイザー)頭が回るんだな。
『良く言われます。』
イレイザー)お前。
『はい?』
イレイザー)雄英に来ないか?
『…………私の話,聞いてました?』
イレイザー)嗚呼,聞いてたぞ
『ヒーローに成る気は無いって,』
イレイザー)行ったら変わるかも
知れないだろ?
『………………』
行きたく無いけど……
あの子との約束を叶えれるなら……
『考えてみます。』
イレイザー)嗚呼,是非そうしてくれ。
『では,』
目覚めて,
顔を洗い,朝食を食べ,
ポストを開ける,と,ポストの中に一通の手紙が入って居た。
『何だろう……』
部屋に入り手紙を見ると,
[雄英],と書かれていた。
恐る恐る手紙を開けると……
[推薦状]が入って居た。
ヤバい,心当たりしか無い……
『ま,行ってから決めるか。』