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はああああああ好きです( 多分私のリクですよね(勘違い やっぱり禁断の恋っていいですよね(散れ 供給ありがとうございました
りくえすとありがとうございます ‼️
「 キミの心よりキミの『好き』 」
ガチャッ…
赤「ただいまぁぁ”っ…」
桃「おかえり〜!」
赤「……なんで居んだよ……」
もう、何度も見たであろう、この憎いピンク頭を。
元気に「おかえり」と言われるだけで心が沸々と怒りの感情が湧いて出てくる
赤「怪盗。」
そう、怪盗。
彼は警察官である俺の1番の敵である。怪盗。
桃「いや〜…すぐ近くのところで盗みをしてきまして…笑笑」
赤「はい、逮捕。逮捕案件ですよ。」
赤「りうらの家に来るってことはそういうことだよね???」
桃「え、なに?犯していいってこと??♡」
赤「そうじゃないわアホ。」
なんて馬鹿げた会話を交わしながらも自分の部屋から持ってきた手錠を彼の元へとはめようとする。
後もう少しで捕まえられるという時、彼はひょいっとその身軽な体を動かして逃げる
……チッ、後少しだったのに。
桃「そんな酷いことするんだったら、まろ呼ぶよ?」
『まろ』。
一言で言うと青髪の関西弁使い。
目の前に居る桃髪『ないこ』の相棒らしくて、一緒に盗みを行っている共犯者
ないくんとまろは俺が監視しないといけないらしくて、見つけたら捕まえろとのこと。
赤「……ぜっっっっっったいに呼ぶな。」
桃「…あはっ…、もう呼んであった♪」
赤「え、ちょ…は????」
そしてまろとないくんが俺の家に集まったらすげぇうるさくなる。
それはもう、近所迷惑とかの話じゃない。地球壊滅レベルでうるさい
青「ばぁっ!!」
俺の背後からバク転で目の前に現れ「ばぁ!」と声を掛ける
…こんなんでびっくりするわけ無いだろ。
赤「おかえりください。」
青「え、なんでや〜…俺達の仲やろ?」
赤「だからお帰りください。」
桃「まろ嫌われ者〜笑笑」
赤「ないくんもだよ。」
ほらうるさい。
俺は静かな生活を好んでるんだよ……
なんて思いながらも腰回りにつけてあったさっきの手錠をかけようと再チャレンジしてみるも、ダメだった。
こいつらアホっぽいのになんでこういうときだけ鋭いんだよ…
桃「りうらって俺達のこと捕まえようとしてる〜?笑」
赤「……ぁ、え…?」
青「確かに…本気で捕まえようとしたらさすがの俺達でも捕まりそう…笑」
なんで鋭いんだよ。
…俺は確かにコイツらの担当。
見つけ次第捕まえろって上からの命令も入ってる。
…でもさ、まろとないくん『盗み』はしてるけどそれと同時に『人助け』もしてるんだよ。
盗むって行っても盗まれたやつを取り返すだけだぞ?
赤「…そんなことないでしょ。」
それに比べて警察は『正義』っていうお面を被って『悪事』をこなしている。
こんなの見ればないくんたちが俺の思う『正義』を貫いてくれるんじゃないか。って期待しちゃうんだよ。
実際かっこいいじゃん。悪者扱いされてるけどしていることは正義って。
青「もしかして〜……俺達のこと、好き?」
桃「あはっ、そういうこと〜?笑笑」
ニヤニヤした目でそう訴えられる
別に好きじゃないよ、やってることは好きだけど。
それに好きなのはお前たちの方だろ。
桃「…まっ、俺達がりうらのこと一方的に好いてるのは知ってるから無視で大丈夫よ〜。」
青「え〜ん、現実に戻さんといてや〜〜!!」
桃「だって事実じゃんw」
なんてやり取りを見ている内に心がズキッと痛む
押しつぶされるような激しい痛み
なんなんだろう、自分でもわからない痛さ。
青「はぁ…まろ心えぐられた…」
桃「ごめんじゃん、笑」
赤「……お前達さ、りうらの家来てなにしたいわけ?」
あれ、なんでこんなこと訊いたんだっけ。
……そっか、りうらは…。
青「え、普通に遊びに来とるんやけど…?」
桃「強いていえばぎゅーしてほしいな〜」
青「ないこたんやばぁ…、」
後ろにあった右足を思いっきり床に踏みしめて歩き出す
2人が近くに居てくれてよかったな。
赤「……はい、ぎゅー。」
桃 / 青「…?!」
赤「あー”!!これでいいでしょっ”!!」
照れくさくなっちゃったけどさ、りうらの心ぐらい盗め怪盗共。
桃「……両思いじゃん。えぐぅ…w」
青「りうら〜!!好きやで〜〜〜!」
赤「……っ、恥ず…言えない……」
桃「んふっ、俺達怪盗だから…りうらの『好き』いただくね?♪」
ひょいっとりうらの膝の裏あたりを持ってりうらを持ち上げる
…お姫様だっこっていう体制かな。
青「あは、ベッドへGO?w」
桃「『好き』って言ってもらいたいじゃん?♪」
青「ないこたん強引〜! まろも着いてく。」
桃「当たり前でしょ♪ 相棒♪」
きっとこの関係はバレたら俺は職を失うレベルでイケない恋なのはわかってる
それでもそんなルールに縛られないような恋をするのが俺達じゃん。
赤「……大好きに決まってんだろ怪盗共。(小声」
end