テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
『BLUE AMBER THE LUV』
〜俺の気持ちに気付いて欲しいです〜
NINTH COLOR 青色の空に誓い
今日はハウレスと2人きりのデート。
中央の大地のハウレスおすすめのカフェを
訪れていた。
『ん〜。美味しい…。』
『気に入っていただけて良かったです。ここは新鮮なフルーツを使ったパフェが人気なんですよ。それに生クリームを乗せてトッピングされてるんです。』
『そうなんだね!ハウレスはチョコバナナパフェ?』
『はい、俺はバナナが好きですから。』
ハウレスと微笑み合う。
あれから数日。2人は前みたいな関係に戻った。そして、2人から提案されたのは
2人と1人ずつデートして欲しいと。
『デート?』
『はい。主様と2人きりでデートして…それで、改めて決めて欲しくて。』
『……。』
『あ、えっと…。デートして無理に決めなくても大丈夫です。俺達は主様の気持ちを尊重しますから。』
『ハウレス…フェネス…。』
お互いの目を見つめ、頷いた。
(2人きりのデートなら、今までもしてきたから…特に緊張なんてしないと思ってたけど…。
好きだって伝えられてからは…なんか、変に――。)
『…どうしましたか?』
『う、ううん!なんでもない!』
『?』
パフェを口に含んで照れ隠しをする。
『ふふ、では次の場所へ行きましょうか。』
『う、うん!』
ハウレスに差し出された手を取り、お店を出る。
中央の大地 花畑
『綺麗……。』
『主様。』
ふわっ。
頭の上に花冠を乗せられる。
『少し不格好ですが…。』
『花冠…。ハウレスが作ったの?』
『はい。妹に教わったことがあって。』
『綺麗…ありがとう。』
ニコッと微笑む。
『っ…。』
その笑顔が俺だけにこれからも向けて欲しい。なんて。俺のわがままだろうか。ずっと…
俺だけを見て欲しいだなんて。
グイッ!
『ハウレス……?』
主様の手を引く。
『……っ。』
ゆっくり顔に近付き唇に触れる。
『ん…っ。』
(柔らかい…。)
あまりの柔らかさに止められなくなり、
花畑の上に押し倒す。
ふわっ…!
花弁が辺りに散る。
『ん、はう、れす…。』
甘く強引なキスに脳内が蕩けてしまいそうだ。
『…ぷはっ…』
銀糸を垂らし口は離れた。
『す、すみません…いきなり…止められなくなってしまい…。』
『う、ううん…ちょっと、びっくりしたけど…。』
俺は主様を起こす。
『…えっと、俺は、生半可な気持ちで唇に触れた訳ではありません。』
ハウレスは跪き私の手を自身の頬に当てる。
『貴方が好きだから…貴方のことを独り占めしたいから…その想いで唇に触れました。俺の事を好きになって欲しい…。俺の勝手な独占欲です。』
『ハウレス…。』
『これから先の未来…平和な世界が訪れた時、ここにまた来ましょう。この青空の下で…またこうして…。』
先の未来。平和な世界が訪れる日はそう遠くないかもしれない。
『うん。わかった。』
『約束』とは口にしなかった。この世に絶対なんて、ないから。
次回
TENTH COLOR オレンジ色の空を見上げて
21,447
MAKO
MAKO
コメント
1件
ぷち先生!!!第10話、甘すぎてもう鼻血出るかと思ったよ…!😭💕 花畑でのハウレスの花冠プレゼント、もうそれだけでキュンなのに、その後の押し倒しキス…は??? 待って待って、二人の距離、急接近しすぎじゃない?!笑 「生半可な気持ちじゃない」って跪いて手を頬に当てるハウレス、マジ完璧イケメンすぎて正気か?!👏👏 そして「約束とは言わない」っていう切なさも入れてくるぷち先生の塩梅、天才すぎる…次回フェネス編も楽しみしかないです!頑張ってください🔥🌸