テラーノベル
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「首、見せてみろ。」
っ………へ?
「だから、首。はやく。」
テトラ・キャシーはしゃがんで僕と目線を合わせた。
「はっはいっ!」
僕は恐る恐る髪を掻き分け首を露呈させる。
「これ…2回目か。」
「あっ…はいっ…その…最初の時と…今で」
「お前運良かったな。」
「…?…そ、それって…?どういう…?」
首に注射器をブッ刺されて運が良かった…?意味がわからない。こいつはマゾなのか…?
「今変な想像しただろ。」
テトラ・キャシーが僕のおでこを親指でぐりぐりする。
「がっ…いだっ…そごっ…たんこぶっ…」
「あっ。…すまん。」
え。謝れるんだ。…いや失礼。でも…思ったより
「優しい…ですね。テトラ・キャシーさん。」
「あ゛?」
ビクッ。
「ごめんなさい調子乗りました。」
「はぁ゛…テトラでいい。」
「テトラ…さん。」
「ん。」
「あの…運良かったって…」
テトラが長いラベンダーピンク色の髪をまとめる。
「その注射、みんなするわけ。定期的に。ゲノム注射って言う。あたしも何ヶ月か前した。」
じっと見てみると確かに僕よりは数倍マシだが微かな青痣と跡が残っている。
「ほんとだ…」
「で。2回目。お前が今やったやつ。」
「は、はい…それが…?」
「2回目で一番確率が高い。」
「確率…?一体なんの…」
「死。死ぬ確率。」
頭が真っ白になった。え?今打たれた注射が?死ぬ確率高い?下手すると僕は…
「死んでたかもってこと。」
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裏花桜ʕʘ‿ʘʔ
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コメント
1件
うわっ、冒頭からテトラの「首、見せてみろ」で一気に引き込まれました。注射の意味が後半で「死ぬ確率」って回収される流れがめちゃくちゃ怖い…。そしてテトラ、怖いのに急に謝ったりおでこぐりぐりしてきたり、ギャップ萌えです。この「ゲノム注射」の世界観、どうして定期接種が必要なのか、もっと知りたくなりました。次話が気になる〜!