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コメント
7件
おぉーすごい なんか、言葉が出ない
作者様の愛重💜くん、めちゃ好きです!!! 良ければ、またこの2人のお話読めたら嬉しいです🙏
女性陣に護られてるの可愛すぎる……女子会やってほしい……。 私も観たことないけど出演されるなら観てみようと思います☺️
占拠ドラマに藤氏が出ると噂がありますね(あくまで噂ですが)
占拠シリーズ見たことないんですが、もし藤氏が出るなら見ようかな。
【fjsw視点】
何故、僕は今こんなことになってるんでしょうか?
「涼架さん…。」
何故、イケメンアイドルに迫られているんでしょうか?
「ちょっと風磨君?!」
「ね?いいでしょ?」
キラキラとした笑顔に、思わず頷いてしまいそうになる。
僕と風磨君が付き合っていることは、お互いのメンバーとごく一部しか知らない。
だから、外ではバレないように気を張っているんだけど
「現場でもイチャイチャできるね。」
ドラマが決まった時、風磨君はそう言って笑った。
緊張していた僕を和ませようとしてくれてるんだと思ってたけど…
「”ね?”じゃないのよ!ここどこだと思ってんの?!」
現在ドラマの撮影中。僕と風磨君は待機中で風磨君の楽屋へ来ていた。
「大丈夫。今、翔くんメインシーンの撮影中で俺達は後1時間くらいは待機だから。」
「だからって…。」
体格差はそこまでないけど、相手は鍛え上げた筋肉を持っている。力の差は明白だった。
慣れないドラマの撮影現場。風磨君はいつも僕の側に居てくれた。僕も優しい風磨君に甘えてしまい、風磨君と待機時間が重なると必ず風磨君のところへ行った。周りの俳優さんたちも風磨君の隣の席を譲ってくれて、最初こそ恐縮して下座に座ろうとしたが、
「涼架さんはこっち。」
風磨君自ら僕の腕を掴んで隣に座らせたから、それ以降風磨君の横は僕の指定席みたいになってしまった。
後ろから抱き込められ、するりとシャツの中に風磨君の手が侵入してくる。
「ちょっ、風磨君!」
「大きな声出したらバレるよ?」
僕の耳元に口を寄せ風磨君は普段より低く甘い声で囁くように言って、ついでとばかりに耳たぶをハムハムされる。
「っ…!」
きつく目を閉じ、駆け上がってくる甘い痺れに体が強張った。
【kkc視点】
「支配欲」なんだろうか?
自分の手によって綺麗な人が乱れるその姿は何度見ても堪らない。
それなのにいつまででも綺麗でいるから、たまに触れたらいけない存在なのではと錯覚してしまう。誰にも触れさせないように、誰にも見せないように、どこかに閉じ込めて、その瞳に映るのは俺だけでいい。俺だけがいい。そう思う反面、「見て!綺麗でしょ!俺の恋人なんだよ!!」って叫びたくなる。
「き…昨日も、やったじゃんかぁ…。」
弱弱しい声が腕の中から聞こえてきた。
「今日撮影だったから一回だけだったじゃん?全然足りない。」
首から肩へのなだらかなラインに柔らかく歯を立てたり舐めたりしながら、後ろから腕を回してズボンのベルトを外すし、そのままジッパーを下ろす。
「ね…ほんとに…?」
「涼架さんのだってこんなになってんじゃん。」
下着の中に手を突っ込むと、涼架さんのものは緩く立ち上がりかけていた。
「んっ…だって…。」
「だって、なに?」
振り返った涼架さんは快感からか目に涙を浮かべ、切なげに熱い息を漏らした。
「…僕だって全然足りなかった…。」
これ、俺は試されてるんだろうか…?
昨日したといってもすぐに挿入できるものではない。
ましてやこの後撮影がある。極力涼架さんの負担になることは避けたい。
「涼架さん、こっち向いて。俺に掴まってて。」
涼架さんには俺の首に腕を回してもらう。俺は右手で涼架さんと俺のを同時に扱き、左手で涼架さんの後ろを弄る。
「…っは、ん、う…っ。」
目の前の顔はもう真っ赤で、目を辛そうに細めて口を開けて息を荒げている。
「ふ、まくっ、もうっ。」
限界が近いのだろう。手の中の涼架さんのものがより熱くなる。
「出していいよ、涼架さん。」
「ふまく、も一緒…?」
「うん。俺ももう限界かも。」
涙を流しながらにっこりとほほ笑む涼架さんに目が釘付けになる。
本当にこの人はどこまでも綺麗で、俺の心をとらえて離さない。
その後その日の撮影では、涼架さんは俺の隣に座ることはなかった。
「奥さん怒らせちゃったの?」
ベテラン俳優さんが冗談交じりに言うので、俺も頭を掻きながら
「そうみたいです。帰りにケーキでも買って帰ろうと思います。」
「あっはっはっは。大切だよ、そういうの。」
【終】
ベテラン女優「菊池君にセクハラされたら私に言うのよ?」
藤澤「はい?」ナンノコト?
中堅女優「基本礼儀正しいんだけど、バラエティノリでキモイ時あるから。」
若手女優「プロ根性なんでしょうけど。」
女性スタッフ「それでプチ炎上したことありましたよね。」
女性タレント「何かあったら女性陣みんなで藤澤さん守りますからね!」
藤澤「ありがとうございます?」え?ドユコト?