フレッド視点
二度目の挑戦も未遂に終わった…
ロレッタの美しい体に誘われるように近づいて唇で触れると、甘く疼くような声が漏れ出た。
その声に背中がゾクゾクと震える、こんな感覚は久しぶりだった。
もっと…もっとその声を…
そう思うと次々に触れてない箇所にキスをする…その綺麗な指先に…傷一つない腕に…美しい窪みの鎖骨に…
その度にロレッタは悶え、鳴き、震えた。
初々しい反応が堪らなくて何度も何度も愛撫を繰り返す。
時に舐めて…時に甘噛みする。
漏れる声に全身が熱くなり、ロレッタの全てが欲しくなった時…
パタッ…
ロレッタの抵抗するように掴んでいた腕の力が急に抜けた。
ハッとして見ればロレッタは頬を赤く染めて汗で髪を濡らし、息荒く気を失っていた…
「しまった…やり過ぎた」
いつもの女達と一緒では無いのだ。
欲しすぎて、攻めすぎた。
気を失っているロレッタは髪を乱して力なく横たわっている。
汗で張り付いた髪をそっと退かしてその顔を見つめる…ぷっくりと膨れた唇が少しだけ開き小さく呼吸を繰り返していた。
吸い込まれるように近づいて、膨れた赤い実を舐めるようにキスをすると…
「んっ…」
キスに答えるように唇を軽く押し付けて来た。
無意識の反応にそのまま貪りたくのをグッと堪えて…惜しむように唇を離した。
「はぁ…」
またか…体の芯が熱く、そそり立つ感情を押さえて俺はローブを羽織った。
タオルを手に取りロレッタの体を優しく拭く、汗を拭ってやるとシーツを掛けてその身を誰にも見られないように隠した。
自分は湯浴みをしてその火照った体を鎮めて来ると再びロレッタの隣で横になる。
すると、ふと触れた肩に反応してロレッタがその身を擦り寄らせた…見れば少し寒いのか体を近ずけて腕にしがみついた。
俺は拒むことなくその身を抱き寄せた。
暖かく柔らかい肌に触れていると、気持ちが落ち着きまた眠気が押し寄せる。
女と寝て、こんなにも安心することなどあったか…
無害そうに眠るロレッタの髪に顔を埋めると、女から香るきつい香水の匂いはなく、何とも言えない甘い香りがする。
俺はその匂いに酔いしれ眠りに落ちていった…
安堵の眠りの中、ふわふわと顔に何かが触れる感覚に目を覚ますと…隣でロレッタがあたふたとしながら顔を赤くしたり青くしたりと忙しくしていた。
どうやら目が覚めて自分の状況に昨夜の事を思い出しているのだろう。
そう思うと自分も昨夜を思い出し体が熱くなってきた。
思わず笑って話しかける。
ロレッタは恥ずかしがりその可愛い顔を隠してしまった。
俺は手を退かせてその顔を見つめる。
すると顔が曇りロレッタが謝罪してきた…理由を聞くとまた気を失い、俺を満足させられなかったと言う。
なんだ、その可愛い理由は?
俺はそれよりもロレッタの気持ちの方が気になった…
ロレッタがいやいや抱かれていたのではないかと思うと、胸の奥がキュッと痛む。
しかしロレッタから返ってきた答えに悶え息が詰まった。
俺との行為が気持ちよかったと、初めての感覚に怖くなっただと?
どこまで煽るようなことを言うんだ…
ロレッタの反応にまた体が熱くなってきた。
フーっと息を吐き気持ちを落ち着かせる、そうでもしないと今すぐにでも襲い掛かりそうだった。
しかしこの気持ちを何もせずに静める事はできそうにない、そこで愛しさからその可愛いおでこにキスをする。
すると目を白黒させてキスされた場所を押さえた。
その反応にさらに意地悪したくなる。
俺のキスの何処が気持ちよかったのか耳元で呟く。
ロレッタはあわあわとしながら何か言おうとするが言葉が出てこないようだ。
それならと昨日と同じようにキスを繰り返す、赤くなった俺のものだという印をみると胸が高なった。
次は胸だな…
からかう気持ちでその反応を楽しみ、下に下がると…
「く、唇が!」
なんだって?
ロレッタは顔を真っ赤にしながら唇のキスが一番気持ちよかったと言い出した。
こいつは…どこまで俺を煽る気だ…
もう一度その口から聞きたくて問いかける…だが全てを言う前にその口を塞いでしまった。
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