テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
こんにちは!
では1話目どうぞ!
・・・・・・・・・・・
雨の音がずっと続いてる夜だった。
インターホンが鳴る。
若井:きたきた!俺出る!
ドアを開けると、そこに立っていたのは少し俯いた〇〇だった。
若井:おー、いらっしゃい!…大丈夫?荷物重くない?
〇〇:…大丈夫です
その声は小さくて、どこか遠くにいるみたいだった。
大森:上がっていいよ。今日からここ、〇〇の家でもあるから
〇〇:…お邪魔します
藤澤:部屋はもう用意してあるよ。無理しなくていいからね
〇〇は軽くうなずくだけで、あまり目を合わせなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
リビング。
若井:とりあえずさ、ご飯食べる?めっちゃいい感じに作ったんだけど
〇〇:…食欲、あんまりなくて
一瞬、空気が止まる。
でもすぐに—
大森:じゃあ無理しなくていい。お茶だけでも飲もう
藤澤:温かいの入れるね
若井:俺も飲む!なんか今日はそういう日ってことで!
〇〇は少しだけ驚いた顔をした。
“責められない”ことに、少し戸惑っているようだった。
ソファ。
静かな時間が流れる。
若井:(小声で)ねえ、どうする?結構きてる感じだよね
藤澤:(小声で)焦らないほうがいいと思う
大森:(小声で)うん。ここにいるだけでいいって思えるようにしたい
そのとき、ぽつりと。
〇〇:…なんで
3人が顔を上げる。
〇〇:なんで、そんな普通なんですか
若井:え?
〇〇:もっと…気使うとか、腫れ物みたいに扱うとか…そういうのじゃなくて
少し震えている声。
大森:普通がいいかなって思ったから
〇〇:…なんで
藤澤:〇〇がここで“無理しなくていい場所”になってほしいから
〇〇は何も言わない。
ただ、少しだけ肩の力が抜けたように見えた。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
その夜。
〇〇の部屋のドアは少しだけ開いていた。
若井:(小声)あれ、寝てる?
藤澤:電気ついてるね
大森:…そっとしとこう
ーーーーーーーーーーーーーーーー
でも、ドアの向こうから小さな声が聞こえた。
〇〇:…こわい
3人は立ち止まる。
〇〇:一人になるの、こわい
少しの沈黙。
そして—
大森:…じゃあさ
ドア越しに優しく声をかける。
大森:今日はリビングでみんなで寝る?
若井:それいいじゃん!修学旅行みたいじゃん!
藤澤:布団持ってくるね
少しの間。
ドアがゆっくり開く。
〇〇:…いいんですか
大森:うん
若井:むしろ俺が楽しみなんだけど
藤澤:安心していいよ
〇〇は小さくうなずいた。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
その夜、4人はリビングに布団を並べて寝た。
外はまだ雨。
でも、さっきより少しだけ静かに感じた。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
〇〇:(小さく)…ありがとう
誰に向けたかわからないその言葉を、
3人はちゃんと聞いていた。
・・・・・・・・・・・
水曜日ぐらいから部活が始まる!毎日投稿できるかわからない!
でま頑張る!
ではまた次回!
#大森元貴
#お悩み相談室
コメント
3件
うわ!天才!!!