前回のストーリー♡30もありがとうございます🥲💧
正直無理だろって思いながら投稿したのでまさかこんな短時間で行くなんてびっくりです笑笑
ほんとにありがとうございます♡
今回の物語を読むにあたって…
・今回の作品は紫さんの活動休止後、橙さんの活動休止前を物語にしたものです。
・普段の放送はしっかり聞いているつもりですが、メンバーの皆さんが内心どのように思っているのかは私たちがわかることではありません。そのため変な部分もあると思いますが暖かい目で見ていただけると幸いです。
・またこの作品では一人称を一切出しておりません。その理由としましては主人公をこの人.ᐟと設定してしまうと1つに囚われてしまって物語を1パターンでしか楽しめないからです。もともと私の作品が面白いかって言われたら面白くないと思いますが、こういった作品は自由であるべきだと私は考えています。
そのため一人称を無くすことにより紫さん以外にはなってしまいますが、5人誰にでも心情を当てはめて多くて5回楽しめる作品にしました。
ですが、黄さんが特に敬語でキャラ崩壊しております。そこはご了承いただいた上でお読みください。
前置き長くてすみません💦
それではどうぞ.ᐟ.ᐟ
あの日、彼は表舞台から姿を消してしまった___。
紫|みんなが胸を張って好きと言えるグループに。
彼は約束してくれた。
紫|東京ドームでのライブが決定いたしました.ᐟ.ᐟ
誰よりも成功を喜んでいた。
紫|ここはこうした方が〜〜…。
紫|𓏸𓏸さん.ᐟここの事なんだけど〜〜
誰よりもリスナーさん想いだった。
紫|みんな.ᐟ.ᐟかまそ.ᐟ.ᐟ.ᐟ
『かまそ』この何気ない一言。
この一言でどれだけの人が救われたのだろう…。
紫|この度はご迷惑をお掛けしてしまい大変申し訳ございませんでした。
あ〜…なんで…。
彼は頭を深々と下げた。
彼が頭を下げただけでこんなにも複雑な気持ちになるもんなんだな…。
いつもなら「全然大丈夫だよ〜笑」と言えていたのかもしれない。
でも、今回はそんなことでは済まされないんだ。
ねぇ〜…どうしてそんなことをしちゃったの?ポロ
数時間後彼は謝罪ツイートを出した。
大荒れだ。
リスナーさんのツイートを見てみれば「ホントなの?」「受け入れられないよ…」という声で溢れている。
そりゃそうだ。あんなに優しい彼がこんなことをやるなんて誰が予想できるの…?
震える手で彼の謝罪ツイートに対するリプ欄を見てみた。
彼への誹謗中傷が多く見られる…。
でも、それよりも信じて待ってくれるリスナーさんもいる。
改めて彼の偉大さを知った。
もちろんメンバーみんな彼のことが大好きだ。
リスナーさんもスタッフさんも社員さんもネットで活動しているクリエイターさんも多くの人が彼を慕い尊敬していただろう。
中には彼に救われたという人も数多くいるだろう。
信じて待ってくれるリスナーさんが多くいたことが嬉しくて、でも彼に対する誹謗中傷が多く見られることが悔しくて、その後家で1人”泣いてしまった”…。
東京ドーム公演の日。
彼の姿が脳裏に浮かぶ。
周りを見渡しても彼の姿は無い。
本当に事実なんだと今更ながら改めて実感する。
彼は今どんな気持ちだろう。
自分は立てなくてもメンバーのみんなが立ってるから嬉しい?
あんなことをしてしまったことへの後悔?
不甲斐なさ?悔しさ?
きっと全部感じているだろう…。
今出来ることは彼の想いをしっかり背負い、舞台に立つことのみだ。
そして涙目なのは気の所為だと自分に言い聞かせながら静かに舞台袖へと移動する。
舞台へ1歩足を踏み出せば大きな歓声。
“5色”に輝く照明。
そして”6色”で成り立つペンライトの海。
綺麗だった。
東京ドームってこんなにも大きいところなのか。
分かってはいたことだけど想像以上だった…笑
彼にもこの素敵な景色を見せてあげたかった。
ふと隣に視線を移す。
当たり前だけど紫に輝く彼はいない。
彼と2人だけで歌うパートは責任を持って1人で歌う。
怖かった。不安だった。
でも、彼に背中を押されたような気がした。
ありがとう。
彼のおかげで見事ライブは成功で終わった。
この日の夜はライブ成功を祝うかのように、そして彼を思い出させるかのように綺麗な星が夜空を彩っていた。
悔しくて寂しくて辛くて悲しくて不安で押し潰されそうで涙が自然と止まらなかった。
ねぇ、紫ーくん。
東京ドーム、本当に凄かったんだよ。
想像以上の大きさだったな〜笑
ここで作ったアルバムの中に6人が写っていることはないけど…。
みんなの心の中にはいつでも紫ーくんがいてくれたよ。
チャンスを作ってくれてありがとう。
これから先も走り続けていくから傍で一緒に走り続けてほしいな?
そしてまたいつか6人であの大きな舞台に立てるなら────。
𝑭𝒊𝒏.
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