木兎『あーいたー!!!!千夏ちゃん今日一緒に帰ろー!!!!!』
後ろからでかい声で私の名前が呼ばれた。
恥ずかしいじゃないですか!!
『木兎さん…今日は赤葦さんと一緒じゃないんですね』
木兎『女の子に屋上に呼ばれたらしい!!赤葦ってモテるよなぁ!!』
知らんがなと言いたいところだけどあんなに顔もいいし性格もいいし運動できるし頭良かったらモテるよなぁ…
『てかなんで告られてるってわかったんですか?』
木兎『ん?たまにあかーし屋上呼ばれてるから!!』
成程…めっちゃモテるやん…羨ましい、、告るという行動をする女子達も結構すごいな…
『赤葦さん待ってなくていいんですか?』
木兎『今日屋上行ってから用事があるらしいから先帰れって言われた!!』
用事か、
それから今日は木兎さんと一緒に帰ることになった。
まさか赤葦さんがこんなに苦労してるとは知らなかった…
木兎『 千夏ちゃーんあそこから帰ってみよ!!』
『木兎さん私そこから帰るルート分からないんで迷子なっちゃいます…』
そんなでかい声で言わなくても私は隣にいますよ。周りの視線が痛いです。
って、だぁぁぁ!?木兎さん居なくなってる!?
どこ!?木兎さんどこ!?取り敢えず電話かけるか!?
«あ!千夏ちゃんここどこ?»
『…じゃあ木兎さんそこから1歩も動かないでください絶対電話切らないでください』
«わかった»
『周りに何がありますか?』
«川とか家とか»
『住宅街ですか?』
«うん!!»
で色々探してようやく見つけた。
『もう絶対どこにも行かないでくださいね!?』
木兎『はい…』
これから木兎さんと出かける時は先輩と一緒に行こうと思った日でした。
___________________
木兎さんの口調以外に難しかった…
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!