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こんにちはnunu.です。
前回いむしょーないふぴよが出てるのにアニキだけ出てないですね 後々考えます
りうらside
いつも通りの朝。
悒鬱な朝。
晴れは嫌いだ。
墨を水で溶かしたみたいな曇りが好きだ。
悪いことが起こる前の前触れはいつも
恐ろしいまでに透き通った快晴。
りうら「・・・・・。いふ・・・。間に合わなかった・・・・・。今いむから電話があって、初兎がトラックに跳ねられて病院に・・・・・。行かなきゃ」
いふ 「車で送る、初兎・・・。」
ないこ「俺は・・・。邪魔にならないように、、、ついて行っても良いかな」
りうら「いいよ」
いむside
いむ「ぎゃあああああああああああああああああ!」
初兎「いむ!逃げろ!」
僕は間一髪で助かったけれども
彼は
トラックに跳ねられて
地面に叩きつけられて
彼の頭から流れた血でアスファルトが赤黒く染まるのを見ていた
救急車が来るまでの数分で彼がいなくなるんじゃないかって
タオルで止血しようとしても血が流れる・・・というか溢れて零れて止まらなかった
呼吸も浅くて
怖かった
自分のせいだなって
思った
りうらside
前回のないこの時みたいに唯唯怖い
ただ、こわい
病院
りうら「集中治療室の中に入るのなんてないこの時ぶりだね」
いふ 「あの時は初兎がな・・・。凄く心配して。 学校休んでまでないこ見てたよな。」
ないこ「(泣き出す)」
りうら「(泣き出す)」
いふ 「2人とも泣かないで欲しいな 1つ言わせて。」
ないこ「え?」
いふ 「自分を責めんな」
りうら「ボクノセイダボクノセイダボクノセイダボクノセイダボクノセイダボクノセイダボクノセイダボクノセイダ・・・・。」
ないこ「りうらは、悪くない。 俺も。初兎も。救ったのはりうらだろ?」
りうら「(黙って頷く)」
ないこ「此処の部屋? 初兎様っと・。」
りうら「開けるね。」
いふ 「痛かったやろな・・。 此奴頑張りすぎるとこあるから。」
窓は開いていて カーテンが風ではためいた
綺麗な頬にはガーゼが貼られていて 血が固まった跡があった
点滴を入れるために、左手は布団の上に出ている。
いつもならば「白くて奇麗」に見える、肌の白さが今は怖く見えた。
ないこが初兎を確かめるように頬をなぞる。
生命線のモニターを眺めて、初兎の頭を撫でる。
異常なまでに自然な動作。
これがないこ。
ないこ「残念だなぁ」
りうら「え?」
ないこの呟いた意味深な言葉
ないこ「あー、今日の晩飯、初兎のために野菜マシマシ回鍋肉にしたのになぁって笑 また来るからな、早く良くなれよ」
nunu.