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kyng×hsrb 短編

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kyng×hsrb 短編

1 - …猫じゃない?

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2023年10月09日

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「…人の膝に頭乗っけて、何してるんですか」


ソファーに座っていた星導の膝に頭を乗せて寝転ぶ小柳。


「お前の足、柔らかいのかなぁって」


「それが理由だとしたら結構雑じゃない?」


星導は小柳の顔をじっと見つめながら、はぁと小さい息を吐いて


「どうですか?柔らかいですか?」


と問い掛けてみた。


「んー。直じゃないからわかんねぇわ」


「うわきしょ…」


へらへら笑いながらそう言う小柳の頭を軽くぺちんと叩く。

用事が済んだなら退いて、と小柳の顔を見て言う。


「…眠いから寝かせてくんね?」


少しの沈黙の後、小柳はそう言った。星導はもちろん、はぁ?と首を傾げていた。


「自室に行けばいいじゃないですか」


「動くのだりぃ、お願い!今だけだから!」


寝転んだまま、自分の顔の前で両手を合わせてお願いする小柳。星導は呆れたように言った。


「…じゃあもう好きにしてください…」


「サンキュ。おやすみ」


その二返事をしたあと、すぐに目を瞑って眠りに入る小柳を見て、星導は何なんだこの人…と思っていた。

けれど、膝の上でぐっすり眠っている彼を見るやいなや


『狼、と言うより…猫じゃない?』


なんて思って、小さく笑った。


寝ている彼の頭を撫でようか、と手を持って行くが余計な事はしないでおこうと腕を引っ込めた。

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コメント

1

ユーザー

2人ともめっちゃ可愛いです!!

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