あの日もいつもと同じ日だった。何も変わらなかった、何も変わらなかったんだ、あの瞬間までは、
第1章 終わりの始まり
海豚先生「あーやっぱり仕事多いなー疲れたー、」
ヒジキ先生「まぁ、それはそうだよねー、仕方ないよ頑張るしかない」
海月先生「俺は普通にサボってるから、特に」
海豚&ヒジキ先生「いや、仕事しろ」
その時シャーレの扉がノックされた。
イロハ「海月先生いますか〜?」
海月先生「居るけどどうしたんだ?イロハ?」
イロハ「実はどうしても分からないところがあって、、、着いてきて貰ってもいいですか、?」
海月先生「だそうだ、行ってきてもいいか?2人とも」
海豚先生「まぁ別にいいけどさー、仕事サボるためだけじゃないよね?2人とも?」
イロハ&海月先生「そ、そんなわけないじゃないですか」
ヒジキ先生「いや、絶対嘘やん、」
海豚先生「まぁいいんじゃない?そんなに仕事ないし」
ヒジキ先生「そーだねまぁ行ってきていいよ」
海月先生「ありがとーじゃあちょっとさぼ、仕事に行ってくるよ」
それから30分後またシャーレに訪問があった。
ハルカ「ひ、ヒジキ先生、い、居ますか、?」
ヒジキ先生「は、ハルカ!?どうしたの?何かあったの?助けるよ?大丈夫??」
海豚先生「いや、ほんとにハルカの事になると過保護やなヒジキ先生は」
ヒジキ先生「まぁ、可愛い生徒だからね、」
ハルカ「あ、あのー、いいです、か?」
ヒジキ先生「うん、ごめんごめんどうしたの?」
ハルカ「は、はい、実は、ヒジキ先生の力を借りたくて、」
ヒジキ先生「僕は全然いいけど、何かあったの?」
ハルカ「実は、今回の依頼が、先生の力が必要でして、」
ヒジキ先生「なるほど!大丈夫だよ、けど海豚先生がいいよって言ってくれればだけど、」
海豚先生「別にヒジキ先生は便利屋の顧問だし全然行ってきていいよ」
ヒジキ先生「ありがとう!じゃあ行っくるよ」
ヒジキ先生とハルカが出ていってから1時間後、もう15時になっていた。
海豚先生「あー、疲れたー、流石に3人分の書類をやるのは疲れるなー、」
ワカモ「貴方様、大丈夫ですか?」
海豚先生「うん、ちょっと疲れちゃってねありがとうねワカモ、、、ん、なんでワカモが居るの?」
ワカモ「貴方様が大変そうだったので助けに来ました!」
海豚先生「ありがとう!ワカモ!けど今日は帰りな、明日は休日だから、一緒に買い物にでも行こう!」
ワカモ「そ、そんな、デートのお誘いなんて、分かりましたこのワカモ今日は帰ります!」
海豚先生「うん、ありがとうね」
ワカモが帰ってから2時間後
海豚先生「ようやく終わったーーーさすがに疲れたなー、」
黒服「流石ですね、あの仕事量を終わらせるなんて」
海豚先生「なんで居るの???」
黒服「先生に用事がありまして、」
海豚先生「んで、何の用だ?」
黒服「先生には今から、、、」
消えてもらいます
海豚先生「え、?」
なぜか私の視界が黒く染った。
どんどん意識が薄れていく、
その中で砂時計の砂の落ちる音、何かが回っている音が聞こえた。
このまま、死ぬ、のか、、、
目が覚めた。ここは、どこだ、
海豚「、、ここは、」
海豚「いいや、ここは、あっちの世界か、」
あっちの世界、プレナパデスの世界だ。しかも、これは俺が初めてキヴォトスに来た日だった。
海豚「おいおい、これってつまり、俺はプレナパデスと同じ未来を辿るのか、」
とりあえず、シャーレ、いや、連邦生徒会に向かおう、
連邦生徒会にて。
連邦生徒会長「貴方、誰ですか?」
昔見た時、俺の世界とは全然違う見た目だ、プラナに似ている、
海豚「初めまして、僕は海豚といいます。」
連邦生徒会長「私の名前は、アロナといいます」
アロナ、だって、つまり、俺の世界での連邦生徒会長もアロナだったってことか、アイツ幼児退行してたのか、働けよ、
海豚「よろしくお願いします、本題なのですが、僕は先生になりたいです」
アロナ「ほう、急にどうしてです?」
海豚「実は目的自体は元の世界に帰ること、この世界の悲劇を止めることです」
アロナ「世界の悲劇?まぁ分からないですが、元の世界に帰りたいと、それを先ずは詳しく聞きますか、」
黒服のことについて、自分の世界について詳しく話した。
アロナ「なるほど、そーゆうことでしたか、わかりました。協力しましょう」
海豚「ありがとうございます!」
アロナ「ですが、」
海豚「ですが?」
アロナ「名前は変えておいた方が楽かも知れません、どーせ消えるならこちらと関係ない名前にした方がいいかと、」
海豚「なるほど、こちらの先生と名前が同じでしたね、そうですね、、、海、とでも呼んでください」
アロナ「では、海先生よろしくお願いしますね」
海先生「よろしくね、アロナ」
はてさて、これからどうなる事だろうか、元の世界に帰れるのか、まぁ考えても分からないし目の前の問題をどんどん片付けて行こう