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りとうぇん
「ぁ、…ん……」
僕の気持ち悪い甘い声が耳に聞こえる。
「ウェン」
リトは優しく僕の目を見つめて名前をよぶ。
「リト…ぎゅってして……?」
僕の力ない手は伸ばしても空を切るだけだった。
「うん、」
そんな僕の手をリトは優しく引っ張って抱きしめてくれた。
体温が、心地良い。
「リト、キスも」
僕、我儘なのかも。リトの優しい声が好き。
「うん」
リトの優しく見つめてくる瞳が好き。綺麗で可愛い。
「ウェン、噛みたい」
リトも、おねだり。リトって結構おねだり上手。
「いいよ、」
襟足をどけて項を噛やすいようにする。
かり
でも、思ってたところとは違うところを噛まれた。
「っ…!?…っ、ぁ゛………あ゛ぁ〜…♡」
首から肩にかけてのラインを噛まれた。
「ウェン、可愛い」
ちゅ、
軽いリップ音が鳴る、僕、まだ、イッてる。痛みでイくのって
変態?恥ずかしい、
「りと、りと…、顔見してっ、♡」
顔が、みたい。僕が大好きなリトの顔がみたい。優しい声も
優しい目も、大きな体も、可愛い口も、全部全部大好き。
「可愛いっ、りと、かわいい」
想いが、溢れる。かわいい。真剣に僕だけを見つめるリトが可愛い。
僕だけのために、一生懸命なリトが、かわいい。
「ウェン」
優しくキスをくれる。うれしい。全部リトに満たしてもらえてる。
「リト」
最後に僕からキスのお返し。そのまま押し倒されて、舌を入れられて
律動が始まって、まだ、夜が始まったばかりだと自覚して、それを
甘んじて受け入れた。明日、立てることを祈って。まだ
かみたがってる恋人に少し、苦笑いする羽目になるかな。