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いやぁぁぁぁぁァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ(´TωT`)皆んなは何を隠してるのぉぉぉぉ教えて!!!辛いぃぃぃぃ((殴⬅︎うるさい 流月ちゃんは今どうしてるんだろ.......
あの〜エンドを3つ作ろうと思いまして…… 1HappyEND 2True END 3battoEND どれ書こう、それとも全部……?
パチッ
『ここ、は?』
起きた場所はおそらく病院だった。見えてる天井は白い壁、横を見ると窓、そこから分かることは病院だが、何故そこに俺がいるのか分からない。
『起きたのかい?飴村君』
聞こえたのは寂雷の声だ、きっとここは寂雷の病院だろう。体も上手く動く、声も出るだろう。何も体調なんて悪くない。本当にここにいる理由が分からない。
『なんでここにボクがいるの?寂雷』
『君が夢の声の相手を探そうとしてるからだよ、君が探そうとしてるのは君が作った幻覚や幻聴のようなもので……』
何を言ってるのか分からない、あれほど傷つけたくないと言っていたのに何が妄想だ、綺麗な青い髪、低いようでちゃんとした女性らしい声、何より大切な気がする存在、妄想なはずがない。
『ウッ頭が痛い』
『大丈夫だよ、きっとすぐ忘れる』
忘れたくない、たとえそれが妄想だとしても、ううん、そんなわけないんだ……絶対に見つける。見つけ出してやる。あの子に会えるなら、全て伝える。きっとこの感情はきっと「好きや愛」なのだろう。寂雷達が何を言おうと俺は見つけ出してやる。どんな手を使ってでも…
『聞いているのかい?』
『聞いてるわけがないだろッ!!俺はまだ探してる…青い髪とあの声は忘れれない!!』
どうしても思い出すのをやめさせたいらしいが、そんなの俺には関係ない。きっとどこかで会っている。会っていないのに名前を呼ぶはずがない、早く会いたい。ただただそんな想いが心に穴を開ける。
『俺だって会える可能性が低いのは知ってるよ…グスッ』
『飴村君……会える可能性が低いのは確かだよ、いや会えたとして話せない可能性の方が高い』
『それってどういう……』
『先生!すみません急患が!!』
『わかりましたすぐ向かいます。』
話が途切れてしまった。会えるけど話せない、そんなの分からないじゃないか…まだ頭痛が続いてる頭を上げ窓を見る空は理不尽なようによく晴れている。
『あの子の髪色はこのよく晴れた空よりずっと深い気がしたな……』
瞳の色は上手く見えなかったが髪色が分かっただけでも少しは探す手がかりになるだろう。今度は顔が見たい…顔さえ分かれば大抵は記憶も蘇るだろう、そう思えたからだ。
『……あ、れ?』
涙が出てくる。思った以上に自分の涙は冷たくすぐに雨ではないことなんて分かった。なんならここは建物の中だ、でも自分がこんなにも気持ちを貯めて涙が出るなんて思っていなかった。
『あの子に会えたら変わるのかな…会いたいからこんなにも悲しいの?』
分からない、分からない、寂しい、寂しい、
『もう、諦めればいいの?そんなわけないよね?』
答えなんて返ってこないそんなこと知っている。ただ今はこうしなきゃ気持ちが落ち着かない。諦めないように独り言をただ漏らすだけのそんな最悪な一日になりそうだった。