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コメントで上手過ぎやろがい、二話書け」とリクエストくれたので!やります!
(※そんな口の悪いコメントは来てません。ちゃんと素敵なコメントでした。)
まぁ、今回も下手だから大目に見て!!
メフィストフェレスの祓魔師は…悪魔と契りを結びます
「はぁ….」
「で、着いてきたのね….」
と、フェリシアーノ君がぽつりと呟く。
先日、アルフレッドさんとアーサーの悪魔の契りを交わしました。
メフィストフェレスの仕事なのでそれは良いのですが…
「な、何で此処に居るんです?」
と、疑問の口を開ける
「….?そりゃ、菊の護衛だろ」
と、当たり前の様に言うアーサー
「護衛係は俺だよ?!」
次に、驚きの声をあげているフェリシアーノ
「もう、どっちでも良いんだぞ….」
喧嘩は懲り懲りなアルフレッド
…正直に言うと
「此処の教会…悪魔移住用では無いのですが…」
私がそう言っても声は届かない。
何故なら…
私の事で喧嘩しているからだ…
仕方ない…と溜め息をつき、本田菊は口を開ける
「~♪」
そう。彼が口を開けたのはこの場を静めるための鎮魂歌だった。
鎮魂歌を歌う本田菊を傍に、フェリシアーノ達は感心していく。
「綺麗な歌….」と誰もが思う鎮魂歌。
そして、彼が歌った鎮魂歌を聞いた人はやがて….
「あれ….何だか….眠く…」
ドサッ
….寝てしまう。
これは、悪魔にも効果的だった。
「….?」
「皆さん…?…..寝ちゃいましたか…」
そう言いながら本田菊はフェリシアーノ達に布団を掛ける
そして、彼は
「さて….」
「私のもう一つの教会…行きますか」
そう言いながら私はその場を去った。
まだ、完全ではないが建て持ってる教会。
見ての通り、誰かに破壊それた跡などがある。
「久しぶりに来ましたね….」
「さて….中に入りましょうか」
薄暗い教会の中に本田菊は一人で立ち寄っていく。
中に入ると懐かしき頃の思い出が蘇った。
「…..来ましたよ」
「私の…元家..」
そこに、落ちている懐かしい日記を拾い上げた。
「これは….」
『本田菊ノ日記帳』と綺麗に書かれた文字があった。
「…..私の昔の頃の日記帳ですね…」
と、良いながらも微笑する。
此処で、どんな事があったのか、何が起きたのか…
真相は明らかになっていない。
懐かしい日記を読んでるうちに何処からか声が聞こえてきた。
「あ”ぁ?何でお前が此処に居るんだよ」
「昨日は居なかったのにな(笑)」
人里の人間だった。
私はそれを見てこう答えた。
「……私は手荒な真似はしません…」
「人を…傷つけたく無いのです….」
注意警戒の言葉だった
それも知らず人里の人間は
「それじゃあ、やっちまおーぜ」
「良いなぁそれ!それじゃ、俺からな~」
と、一人の男性が本田菊に近付いてきた。
「良い声あげろよ?」
と言った瞬間….
ドカッ
「あれ….?俺は….」
「あ、そうだ!菊の歌で寝ちゃってたんだ…!」
そう言いながら一人喋っていたのはフェリシアーノだった。
そんなこんなでフェリシアーノは辺りを見渡す。
違和感に気付いたのだ。
「あれ…?菊は?」
そう。彼が大事にしている御主人…本田菊が居ないこと。
緊急事態かと思ったのか…フェリシアーノはアルフレッド、アーサーを起こす
「起きて!!菊が居ない!!」
と焦るように言う。
その時アルフレッドが寝言を言う
「ま…まだ…」
呑気そうだ。
その瞬間、フェリシアーノが物凄い勢いで言い放つ
「起きないと殺すよ?!」
殺すと言ったせいか…アーサーだけは恐怖心で重々しく起きる
「いやいや、怖い怖い」
と良いながらもアルフレッドを蹴り起こす
「ほら、アル、起きろ」
ゲシッ
「い”った?!」
と、悲鳴をあげるかの様にアルフレッドが飛び起きる。
「君…本当に容赦ないね…」
と、アーサーに恐怖心を憶えるかのように言う。
「それより!!!」
焦りながらフェリシアーノは叫ぶ。
「菊が居ないんだよ!!」
「….えぇ?!それ本当かい?!」
と遅れるアルフレッド
「取り敢えず、菊が何処に行ったのか分からないのか?」
「ヴェ~…俺も寝てたから分からないんだ…」
「三人揃って寝てたのかい….」
そういい、全員が呆れる。
そんな中、ある悪魔が口を開く。
「仕方ねぇな…」
アーサーだ。
「何かあるの?」
「はぁ….俺の能力…忘れたか?」
「う~ん…あ!物を操る!!だよね!」
フェリシアーノが自身あり気に言う。
「そうだ。」
「つまり….どういうことなんだぞ?」
「はぁ…そこの馬鹿のために分かりやすく言うが…」
「俺の能力…物を操る能力は、物の記憶も操れるんだ。」
「だから、菊が通った場所が建物の所だった場合。」
「その建物の記憶を探れるんだ。だから、菊が言った場所が分かるってことだ。」
「おぉ~!成程!」
と、まるで分かってないかのような間抜けな声を放つ。
「絶対分かってないだろ….」
その間抜け声にアーサーも呆れる。
「取り敢えず….頼んだよ」
「あぁ。必ずしも見つける」
その目は緑色が濃く染まっていた…
「見付けた…」
少々時間は掛かったが漸く見付けられたようだ。
「え?!何処?!」
そして、その質問にアーサーは答える。
「教会だ….」
「教会…?此処じゃなくて?」
「あぁ…もう一つの教会…と言った所かな」
「それじゃあ、もたもたしてないで早く行くんだぞ!」
「あぁ、そうだな」
「メフィストフェレスの祓魔師は…悪魔と契りを結びます」二話前編
コメント
6件
蹴って起こすのえぐすんぎ!歌、聞かせてくれー!絶対美声。
菊ちゃんの鎮魂歌聞きてぇ...!!フェリちゃんの菊ちゃんへの愛がすごいぜ...こっちまで伝わってくる... アーサーの能力発動で瞳が濃くなる演出最高すぎます!!
蹴って起こすなんか初めて見ましたよ笑 後編待ってますჱ̒ᴗ ̫ ᴗ ̳