テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
・最初だけ創作リメイク?
・BL(恋愛感情は無い)
・微リバ
・登場人物の1人「ノディ」は友人のキャラです。
「__ああ!あの女のマヌケ面といったら!また笑えてくるよ!」
昼過ぎの仕事中。廊下で歩きながら、騒々しく、大袈裟に話すのはノディという男。
背丈は成人にしては低く、女性らしく整った顔だ。
「その話は何回目か覚えているかな__ノディ君、そろそろ聞き飽きた所だ」
甘いブラックストーンの煙草を片手に持つ男。ファルス。
ファルスはノディの浮ついた話に相変わらず冷たく返した。酔っ払いを介護しているようにも見える程だ。
「こんなに面白い話、何回聞いても滑稽で面白いだろう?あぁ、また笑えてきたよ..!」
仕事場にも関わらず、また腹を抱えながら笑い出すノディ。
其れに対して、ファルスがノディの顔に煙草の煙を吹き掛ける。騒々しさへの制止か、または__
「けほッ、げほっ…おぇ…相変わらずクソ不味いな..やってくれるよ本当に、」
ノディはそう言って、眉を顰めながらも口角は上がった儘__寧ろ、先程より何処か上機嫌そうになった程だった。
夜になって、二人は行きつけのBARのカウンターの席に並んで腰を掛けていた。
昼の時より2人とも艶っぽい雰囲気だ。
「昼の煙草、僕に対するお誘い..いや、挑発の方が正しいかな?」
アルコールで顔を些か紅潮させて、ぼんやりと笑みを浮かべているノディ。少し意地悪そうにそうファルスへ聞いた。
「..さぁ、なんの事かな。」
ウィスキーの入ったグラスを片手に、ふっ斗微笑んだ。ノディへの答えは曖昧に返した。
「煙草の不味さも君のそういう所も相変わらずだね..もう行こう。ホテルは取ってある」
気が抜けた様に少し息を吐いた後、ノディは席を立ち上がってファルスに片手を差し出す。
「ふふ、エスコートしてくれるのかな?楽しみだよ」
そう言うと、ファルスはノディの手を受け取って席を立ち上がる。
会計を済ませた後、タクシーの中で仕事の話をしながらホテルへ向かった。
「..っはぁ..」
二人の吐息が入り交じる。ホテルの部屋へ入ってすぐ入口でキスを交わした。
「随分..限界じゃないか、我慢出来なかったかな…」
呼吸を整えながら、ファルスは目を細めて口角を上げ、ノディを見た。
「..愚問だね、其れに、君も限界..そうだろう?」
「..はは、お互いお見通しという訳かな」
そう言葉を交わした後、互いの服をキスをしながら脱がせた。
脱ぎ終わればすぐに、ノディがファルスをベットへと押し倒す(外から見れば、投げるにも近い様な扱いだった)ベットの上で、お互い目を少し細めて見つめあった後、又キスをして、体が重ね合った。
「っは….」
行為が終わって、ファルスの中からノディが出ていく。
ファルスはベットに倒れた儘、近くのテーブルのペットボトルの水へ手を伸ばす。それに気づいたノディが、ファルスへペットボトルの水を渡す。
「おや”…随分と気が利くようになったんだね」
少し口角を上げて、いつも通り嫌味ったらしく感謝を述べるファルス。キャップを開けて、水を喉へ流し込んだ。
「ふん、まぁ、君のお陰と言うべきかな?」
そう言いながら、水を飲むファルスのペットボトルを傾けて、一気に水がファルスの口内へ押し寄せた。
「んぶッ…」
予想できなかった行為にファルスは、苦しげに水を飲みこみ乍、少し口から水を流れ零した。
口から流れた水がファルスの首や骨格を伝う__
其れをノディが舌で舐めとる。
「っはぁ….はぁ、きみ、いつからそんな趣味になったんだ…悪趣味だぞ」
口からペットボトルの口が離されれば、少し咳をして、口周りの水を手で軽く拭う。
「少しイラついたから、それだけだよ」
ファルスの滑稽な様子を見て、ノディは鼻で嘲笑した。
「はぁ..私もお返ししないとだな」
なにか思いついたのか、にやゞ斗笑みを浮かべる。
再度口に水を入れたかと思えば、ファルスはノディにそのままキスをした__ファルスの口内からノディの口内へと水が移される。ノディは些か驚いた様子だったが、途中から乗り気になったのか目を細めファルスを見つめながら水を飲む音を喉奥で鳴らした。
「ははっ、お気に召したようで何より..」
口を離せば、ファルスは少し口を拭って、又ノディを見た。
「ああ、いいお遊びといったところだね…ふっ、俄然やる気が高まるよ」
ふふっ斗微笑めば、再度ファルスの上へ体を被せた。
「..これでも一応、君より年上の身なんだから労わって欲しいんだがね」
苦笑しながらも、ファルスはベットのシーツを強く手で掴む事しかしなかった。
翌日の朝。二人はベットの上で目覚める。
ノディが起きる頃には、もうファルスはベットの近くの椅子に座っていつもの煙草を吸っている。
ノディはゆっくりとベットから立ち上がって、仕事への文句やら小言やらを言い乍、仕事の準備をファルスと共にした。今日の仕事のスケジュール等は翌日のピロートークで済ましてある。
準備が終えれば、ホテルの冷蔵庫からドリンクを取り出す。昨日ファルスが買っておいた物で、ノディが好きな甘ったるいカフェラテに、ファルス好みのブラックコーヒー。それらを持って、二人はタクシーで何事も無かったかの様に、仕事へと向かった。
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