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編集もある程度終わり、のびーっと背伸びをした。気づいたらカーテンの隙間から朝日の光が差し込んでいた。


「もうこんな時間か」


時間を確認するともう5時。

編集に没頭していて気づいていなかったえとは他の人を起こさないよう静かに部屋を出て、リビングへ向かった。


基本遅起きが多いこのシェアハウスでは朝5時に人がいるなんてことは滅多にない。誰も居ないだろうとリビングに入ろうとすると常にリビングのカーテンが少し空いているのが見えた。


「あれ?」


リビングを覗き込むとコーヒーを注いでいるなおきりさんの姿が見えた


「えとさんじゃん、めずらしいねこんな時間に」


「なおきりさんこそ」


お互い珍しそうに声をかけ合う


「編集してて気づいたら朝でさ」


「わたしもなんよ、誰も起きてないと思ってたからびっくりした」


なおきりさんが自分の分のコーヒーまで入れてくれたのでありがたく受け取った。

ソファーに二人で腰を下ろし、コーヒーを1口飲んだところでなおきりが口を開いた。


「散歩、行いかない?」


「散歩?急だね」


散歩の提案に驚いたえとはふふっと笑いながらも朝から散歩など普段なかなかしないためたまにはいいかもなと思い、コーヒーを飲み干してから、二人で準備をはじめた


玄関のドアの音はみんな気づきやすいのを知っているえとが裏口から行こうと提案し、外へでると朝日がだんだん上ってきて気持ちよかった


「いいね、 たまには朝から散歩って。なんかたのしい」


「えとさん、行きたいとこある?徒歩だから近場にはなっちゃいますけど」


「うーん。海、とか」


ド定番すぎたかなと考えたがなおきりも賛成のようですぐに歩き出した。 鳥の鳴き声も聞こえ始め朝を感じ始める。


「わたし、寝てないから朝ごはん食べたらお昼寝コースだな」


「それは僕もだねー。でまた夜寝れなくて昼夜逆転コース」


昼夜逆転って直んないよねと話していると海が見えてきた。海に興奮したえとは少し小走りで進み始める、そんなえとを見るなおきりは走ることはなく、無邪気だなあと見つめながらゆっくり追いかける。




「なおきりさん、見てこれ」


えとが嬉しそうな顔をして集めた貝殻を見せてくる、普段は割とクールなえとが楽しそうにしている様子を見てなおきりは微笑ましいなとおもう。


浜辺を二人でとぼとぼ歩き、そろそろ帰ることにした。

えとのポケットからカラカラなっているのが聞こえて問いかけてみると海で拾った貝殻を持って帰っているそう。


「のあさんにあげようと思ってさ。 なおきりさんもいる?」


「じゃあ、ひとつもらっとこうかな」



帰り道でコンビニが目に入り2人は吸い込まれるように入って行く。

小腹がすいたと話し、二人で食べられそうなサンドイッチを選ぶ。

帰ってもまだみんな起きていないから朝食までどうせ時間が空くだろうと考えた。

えとはルイボスティー、なおきりは水をとりレジへ向かう。

︎︎


コンビニから出ると近くの木で囲まれた小さな公園のベンチに二人で腰を下ろし、サンドイッチ袋をビリビリっと開けた。


「うま!久しぶりに食べた気がする」


「僕もひさしぶりかもなー 」 


黙々と食べ進め、いい時間になってきたのでそろそろ帰ることにした。

ドアを開けるとキッチンから何かを焼くジューと言う音が聞こえてきたので2人は顔を見合わせて廊下を進みリビングの方へ向かった


リビングに行くとキッチンにいたのはのあとシヴァ、ソファーではゆあんくんが二度寝していて、じゃぱぱやひろが眠そうに目を擦りながらニュースを見ている。


こちらに気づいたメンバーが不思議そうに声をかけてくる。


「どこいってたの!」


「ぽと!部屋ノックしても出てこないから心配したんだよ」


「ごめんごめん、朝まで編集しててリビング来たらなおきりさんいてさ」


と一連の流れを説明すると

のあ達が「誘われてないんだけど!」といつものノリ。


「あ、のあさん!はいお土産」


拾った貝殻を手渡しするとのあが目をキラキラさせかわいい!きれい!と騒ぐので段々みんな起きてきた。


「朝ごはんもうできるから待ってて」

と声をかけられるもサンドイッチを食べた2人はあまりお腹は空いていなかった。


でもそれはふたりの秘密にし何事も無かったように朝食を食べる2人だった


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