リクエスト部屋

定期的に書きたいprtg。書いていくぅ.ᐟ.ᐟ

『好きって100回言ったら、君は振り向いてくれますか？』

pr視点

四月、教室に春の風が吹き込んだ。

ちぐが転校してきたその日、俺は恋に落ちた。

青い髪にあどけない顔。なのに、どこか寂しそうな瞳が気になって仕方ない。

pr なぁなぁ、名前なんて言うん？俺、ぷりっつな。よかったら友だちになろーや！

tg …えっと、ちぐさです。よろしくお願いします

その日から、俺の猛アタックが始まった。

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pr ちぐ〜！今日もかわええなあ！てか顔ちっさ！あと声かわいすぎひん！？

tg …あ、ありがとうございます？

pr 好きやで！

tg えっ

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pr おはよう、ちぐ！今日夢に出てきたんやで？俺の隣で笑ってた！

tg え、それ怖くない…？

pr 好きやで！

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pr ちぐ、俺と映画行こ！ホラーとか一緒に観たら自然に手、繋げるかもしれへん！

tg ぷりちゃん、目的言っちゃってるけど

pr 好きやで！！！

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──最初は戸惑っていたちぐも、次第に顔を赤らめるようになった。

tg なんでそんなに俺に構うの…？

pr そんなん決まってるやろ、好きやからや

tg …何回言うの、それ

pr １００回言うて、好きになってくれたらええなって思ってんねん

tg …もう言ってるよね、余裕で

pr せやな。たぶん２３０回は言うてる

tg ……

ちぐは目をそらして、そっと呟いた。

tg ほんとに、しつこい人…

pr ん？なんか言うた？

ちぐは、ちょっとだけ笑った。

tg…うるさい。でも、ちょっとだけ嬉しいの

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桜が舞う校庭で、俺はいつものように叫ぶ。

pr ちぐ！好きやでーーーー！！！

tg …もう、わかってるってば……

赤くなったちぐが、そっと目を逸らしたその横顔に、

俺はまた恋に落ちた。

──何度目かは、もう数えてない。 

終わりっ.ᐟ.ᐟリクエストある方はコメント欄にお願いします.ᐟ.ᐟ🫶💕︎︎