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コメント
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おはこんばんは。リンリンです。
いやー全く伸びないですね!w
あてんしょん
・ONE PIECE夢小説
・ちょいグロかも
・4の表現あり
・語彙力皆無
・空白多い
・めっちゃみじかい
よければお進みください
何か起こることは知っていた。
この場所で、なにもないはずがなかった。
音楽の国 エレジア
最初に楽譜を見つけたのは私だった。
パーティーの雰囲気に浮かされてテンションが上がっていたのか、はたまた原作補正とやらか。
私はそれが終わりを意味することをすっかり忘れていた。
私はそれをウタに歌ってもらおうと、楽譜を手にしてウタの肩を叩いた。
ばかだ。私は馬鹿だ。
なんで思い出さなかった。
なんであんなことをした。
なんで…
周りは火の海。
こちらに手を伸ばす怪物。
私の上にのしかかる瓦礫。
右目が見えない。左手は無い。
足が折れてる。熱い。痛い。さむい。
怪物の中から、微かに聞こえる、妹の歌声。
妹は、あの中にいる。
私の目の前で、怪物に呑まれた。
多分私はここで死ぬ。
妹ひとり、助けられずに。
ウタは置いてかれちゃうのかなあ。やだなあ。かわいそうだなあ。
ウタの禍々しく、澄み切った歌声を聞きながら、場違いなことを考える。
ああ、
みんな〈シャンクス〉は、まだかしら。
ウタがしんじゃう。
ウタがないてる。
きれいなこえで、ないてる。
たすけなきゃ、
怪物は私を手に取り、そして拳を作った。
「ゔぁ゛……」
私は、二度目の死を迎えた。