注意
・創作
・鬱展開あり
・誤字脱字
・文が意味わからん
これでもOKの方はどうぞ!
また、scratchで活動しています!
ただ_________________
私は、安東眞秀。家が近いという理由でここの高校を受けた。
のんびりとした先生も多いし、優しそうな子もいっぱいいたから最初の私の不安はすぐ消えた。
(よかった…)
そう安堵の息を漏らすと、
「あ、眞秀」と声が聞こえた。
入学して早々名前呼びで話しかけてくるのは、あの人しかいない。幼馴染の怜だ。別に名前呼びが嫌なわけではない。ただ、びっくりしたのだ。
怜はもう少し上の高校に行けたのに。と。そんな、よくわからない感情が私の頭を支配する。
(考えていても仕方がない…)
私は、結局考えるのをやめた。そして、1日が淡々と過ぎていく。
今日も6限目が終わり、帰ろうとしていると
「眞秀、一緒に帰らないか?」
と、声をかけられた。私は特に用事もなかったので笑顔で返事をした。
「うん!いいよ!」
「どうして、誘ってくれたの?」
やはり、この質問が頭の中をぐるぐる回っていたのだ。仕方がなくそう切り出すと
「…心配だったから?」
怜は…幼馴染はこういうところがあったよくわからないときは必ず心配だったからと言う。
どういう意図なのか私は知らなかった、知る由もなかった。
「ふーん」
それから、無言のまが続いた。とうとう、気まずさに耐えられなくなり私は言った。
「どうして、私と同じ高校にいったの?」
「心配だったから?」
なにが、心配だったからだ…と怒っても無駄だと思い呆れしか残っていなかった。
でも、心配(?)してくれるのは少し嬉しい気がした。だから
「…私があしたコンビニで何か奢ってあげる」
と言った。すると、その言葉に妙にはやく反応し「いいのか!?」と目を輝かせていた。
これは、冗談のつもりでも驕る他ないだろう。…金欠なんだけどなぁ。
それから、次の日コンビニに怜と一緒に行った。
例はなぜか、飴を選んだ。正直、金欠の私にはありがたかった。私も同じ飴を買った。
コンビニから出たら何故か雨が降り出した。コンビニで買おうと思ったけど、生憎私の財布は空っぽだ。
怜と笑いながら走って帰った。
家に着くと、お母さんが目を丸くして「まぁまぁ…どうしたの!?」というものだから
また笑っちゃった。
次の日、学校に行って彩と莉音にそのことを話した。
彩は「眞秀、折り畳み傘常日頃から持ち歩きなさい」と言われ莉音から「本当に。私持ち歩いているよ」と言われてしまった。
私には、どうやらお母さんが3人いるようだ。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!