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きつね
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『クラスの陰キャ男子は”元”不良でした。』
Episode.36
ぷちぷち→👀
ぽん太→🐤
いむ→🐾
ひなこ→🎀
のあ→🍪
るな→❄️
じゃぱぱ→🟢
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
side:百石乃愛 -momoishi noa
🎀「それじゃ、リレーの走順はこれで!
後から変えるのもアリだから、心配なことがあったりしたら私かのあに言ってね~!」
私達2-Eは全員で43人。
元々人数の多い二年では、F組まであるとは言え中々に少ない人数だ。
そのため、二回分走らなければならない人数はその分増える。
ちなみに、お嬢はその選抜メンバーに満場一致で一番に放り込まれていた。
あの馬鹿力と脚力と運動神経の高さは本当に文武両道に相応しいと思う。
対する私は大の運動神経最弱。瞬発力と柔軟性はバッチリだけれど、それらに持久力をすべて吸収されたために、ピンチヒッターとして50mコースにいる。
本来の100mを走る他の彼らには申し訳ないが、息切れが急に襲って来るからこそ、大事な場面で私が羽目を外す訳には行かない。
さりげなく50mコースに入れてくれたお嬢には感謝してもしきれない。
🍪『お嬢、ありがとうございます…さりげなく手回ししてくださって』
🎀「いーよいーよ、これくらい当たり前だって!…のあ、意外と体力持たないしさ。」
この一言が無意識に私にクリティカルヒットしているのだが、それをお嬢には伝えられないのがやりきれないところだ。
──────────────
side:綾咲碧 -ayasaki midori
🟢『ん……』
「あ、綾咲くん起きたの?戻ったら寝てたからびっくりしたわ。」
🟢『ぁ、すみません…あの、今って何限目ですか‥?そろそろ戻っても…』
「今は三限目がちょうど終わったところよ。別に、構わないのよ?ここに居たって」
ブレザーは目の先にあるハンガーにかけられている。首元がキツくならないように第一ボタンは外されていた。
るなさん…いや、この養護教諭の先生かな。
……今回もこのパターンか。もうしばらくサボれな…保健室には行けないな。
🟢『いえ、お構い無く。わざわざありがとうございました(ニコッ』
なるべく早く切り上げられるように、ベッドから降りて上履きを履き、ブランケットをすぐ畳んでベッドサイドのカゴに入れる。
ハンガーからさっとブレザーを外して羽織ると、振り向かずにさっと保健室を出た。
さすがに、ここまでしてしまえば引き返させられることはないだろう。
「……お大事に」
この容姿も、今はこうであるが、昔はそうじゃなかった。
点滴でマスクは当たり前で。
腕には2日に1回が最低レベルの採血と注射のための注射痕がびっしりで。
血の気が引くに引き切った顔は蒼白いまでで、悪夢のために目の下には黒い隈が濃くあるような見た目だ。
少食で、それにプラスして戻しやすかったのもあって、腕も足も胴体も、肉付きは悪かった。
さすがに骨と皮だけ、と言う訳でもなく、最低限より少し下を回るくらいは点滴で栄養も得られていた。
だから、ギリギリ平均身長に届くか届かないか程度だった。
『迷惑かけてごめん。治ったから教室戻るね』
スマホは指紋認証にしていないし、パスワードもかなり複雑なものにしているし、念の為に時々変えてもいる。
だから俺のスマホから情報は取れない。
…自分で言うのも何だが、この容姿になってからは苦労しかない。
人酔いはするし、あぁ言う面倒なタイプにはよく絡まれるし、遅い時間に街を歩くと人通り関係無く男女問わず声をかけられる。
もういっそ、昔の方が良かったかもしれない。
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side:松海冬知 -matsumi futi
👀『くぁ……ねっっっっっっみぃ…』
🐾「今めっちゃ溜めたな…んな眠いか?」
🐤「ぷちさん、ま~~~~~~た夜更かしでもしたんですか?(ニコッ」
👀『そうだけど‥!言い方よ言い方!』
生徒会恒例、クラス仕切りたくない大会。司会はわたくし、松海冬知が…
って言う冗談は置いておこうか。
体育祭イコール、うちのクラスのちょい熱血系なteacher(ネイティブ)が盛り上げようとする。
そして無駄にテンションが常時高めなクラスメイト共が盛り上がりに上がってしまうのである。
ちなみに走順などなどを決めるために仕切るのが俺といむの生徒会役員ペア。
ほんっっっとに勘弁してくれ。
そのため、俺は日々背負っているストレスを倍以上にしてしまい、それが原因でなかなか寝付けず寝不足…
あぁ、なんて可哀想なんだ俺ってヤツは…(酔いしれ)
🐾(今コイツ絶対脳内で変なこと考えたな)
🐤(っすよね)
🐾(‥なんで俺ら脳内で会話してんの??)
謎にテレパシー的なのであの二人の会話が聞こえたような気がする。
なんであの二人はテレパシーで会話してんだよ。聞き取れる俺も俺だけどさぁ‥
👀『いむ、今日の仕事代わって』
🐾「無理。むしろ代われ。」
この会話が恒例行事なのどうかと思う。まぁ俺こそが当事者なんですけれども。
──────────────
👀『じゃあ走順決めまーす、50mゾーン走りてぇ人~』
敬語とタメ口が混ざってるって?うるせぇ俺が一番分かってんだよそんなこと。()
……とりあえずぽん太はアンカーだな!!(無慈悲)
🐤「あの、ぷちさん…」
👀『ん?何?(満面の笑み』
🐤「なんでおれアンカーなんっすか?!?!」
👀『お前走るの速いじゃん。ってか満場一致だったぜ?』
🐤「寝てなきゃよかった……」
どうやら寝てたらしい。さっきから静かだったのはそれか…
……ちなみに、50m走を約6秒でぶっ飛ばす紫髪の誰かさん(いむ)はぽん太の1個前。
アイツら普通に足速すぎて怖い。
👀『いやなんで俺トップバッターなの??』
🐾「腹いせ。」
🐤「さりげなくいむさんおれの1個前にしてましたし。」
なぜか俺までトップバッターになってしもた。
…そこまで速くねぇんだけどね。
👀(運動経験ねぇんだけど)
🐾(毎日ひなこから逃げてんじゃん)
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~おまけ~
(私の心情を代弁して貰いました)
👀「嫌だぁぁあぁあ!!!やめろッッ!!! まだ俺の中ではゴールデンウィークなんだよぉおぉぉおおお!!!!」
🐾「五月病なう」
🎀「休日って昼まで寝ちゃいがちだよね」
🐾「昼通り越して1時くらいかも俺」
👀「休日ってだけで調子乗って夜更かししがちなのなんなん??」
🐤「…………もうやだコイツら…」
ここにしておそらく初のぽんちゃんの口癖。(Episode.0サンショウウオ)
👀「……サンショウウオ???」
🐤「正しくは参照です。」
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Episode.36
「体育祭間際③」 終了
Episode.37・・・5/17公開
次回もお楽しみに。
-作者より-
おまけのところは本当に私が今思っていることをぷちひないむに代弁して頂きました。ぽんちゃんの口癖初登場については普通になんとなくです。
久々に3000字越えたぜやったね。
コメント
7件
フォロー、初コメ、失礼します! めちゃくちゃ自分好みな小説過ぎて、一気読みしちゃいました! 続き、待ってます!
おまけのゴールデンウィークの事めっちゃ分かる