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💙💛(どぬるいセンシティブを含みます)
「太智」
「ん?」
「だーいち」
「なぁに仁ちゃん」
ソファーで2人、特になんの感情もなく見てたB級映画のエンドロールで何の気なしに彼の名前を呼んだ。
頭が船を漕ぎ始めてた彼は俺に呼ばれゆっくりと反応する。続けて甘い声色でまた呼べば彼はやっとこっちを見て名前を呼んでくれた。
ふと、今日あった出来事を思い出す。
舜太が太智を呼び捨てにしたらぶちギレするいつものノリのあれだ。あの下り結構好きでついつい舜太や後輩に吹っ掛けては太智をキレさすのが面白い。まぁ本気でキレてはない。本気でキレたときの彼はそれはそれはもう…。
とにかく俺は太智を太智って呼べる関係でよかったなぁと思う。
「太智、眠い?」
「んー…あれ?映画もう終わってもうた?」
「うん」
「あかん…女の人が拐われてから記憶ない」
「あはは!超序盤じゃん!」
俺はそう言って太智のほっぺを触ると、なあに仁人と甘ったるい声で名前を呼ばれる。太智はすぐにでも寝てしまいそうな目蓋を少しこすり俺の方に体を向けてた。
あー…好き。
「太智」
「んー?」
「だいち」
「なにってー」
「もっかい呼んで?だいち」
「ん?仁ちゃん?」
「違う、ちゃんと」
ちゃんと呼んで、って言う前にチュッと可愛らしいリップ音が口元で鳴る。パチパチと目を瞬きさせると目の前には太智の顔があってそしてすぐにもう一度、今度は深くキスをされた。
「ふぁ…ん、だぃ」
「っ、仁人…そんな可愛らし顔と声で呼ばんとって」
「だいち…」
「なにぃ?寂しくさせてごめんて」
「ふふふ、太智!」
「えー?なんなんよー」
太智は困ったようにでも少し恥ずかしそうに笑う。それがたまらなく可愛くてかっこよくてじわじわと体が熱くなってくる。
「ねぇ、もしも俺が後輩だったらさ」
「え?なん急に」
「太智って呼んだら怒る?」
「…怒らんよ」
「怒んないの?」
「怒ってほしいん?」
「ふは、あはっ」
「怒ってほしいんや!Mやなぁ」
「ちげぇよ、なんか、あははっ…俺太智の後輩でもめちゃめちゃ太智って呼びそう!」
「それは言えてる」
「ふふふっ、んで許してくれるまでずっと呼んで…」
「ちゃんと怒られたい?」
ケラケラと笑ってたら急にトーンを落とした声で腰周りを撫でられる。
ビクッと体が反応したのもつかの間、座っていた片足を持ち上げられてソファーの上で押し倒される。足の間に太智の腰が密着して軽く揺すられるだけで俺はゾクゾクと腰が揺れた。
「ええよ?怒ったろか?」
「やだ、っん…だいち」
「今日だけは塩崎くんって呼んで貰おうかな?俺も吉田くんって呼ぼか?」
「や…やだ、やだ!…ぁん…名前…なまえがいい」
すでに堅くなってる太智の物はグリグリと俺のズボン越しの秘部に擦り付けて焦らしていく。ガクガクと腰が揺れるのも先走りでパンツが汚れるのもお構い無くひたすらまるで行為中のように動かされる腰に体の奥があり得ないほど反応した。
「吉田くん、気持ちいい?」
「っやぁだ……だいち、だい…っんんぅ」
「ふ、やば、なんか変な感じ!」
「よんでっ…ちゃんと、ん、ぁ」
懇願する俺に太智はニコッと笑い体を寄せて耳元で甘いよりももっと濃くどこか怒ってるような声色で囁く。
「仁人」
と呟く。
こんなに奥がきゅんきゅんとするのは久しぶりだ…いつも優しく時には笑いながらすることが多い行為なのにこんなにもドロドロとした太智の欲が見えるのが嬉しい。
「っふぁ…っ、っあ」
「なにぃ?考え事?余裕やなぁ」
「はぁー、はぁー…っあ、だい、ち…おれ、だいちって」
「うん」
「よんで、い…?…だいちの…なまえ…すき…」
「もちろんええけど…名前だけなん?」
「んっ、ぜぶ…ぜんぶ、すき…っすきすき」
「かわえ…たまらんくなるわ」
頭から耳元を撫でられ自然と太智の手にすり寄り熱を逃がす。こっちの方がたまらねぇよなんて言葉が発せるわけもなく今日もまたドロドロに溶かされていくのであった。
仁「(呼び捨て呼び捨て)」
舜「ありがとう太智」
太「おい」
仁「あははっ!ははは!」
舜「もぉ!何回やらすんよぉ~これ!」
仁「くくっ…あーおもしろ!」
太「仁ちゃーん?おいたしすぎやで」
仁「ふふ…ごめんね太智」
太「もぉーええけどー!」
舜「ちょっと!謝る対象俺やろ!」
コメント
2件

塩レモン大好きだからありがたすぎる
「太智」って呼ぶたびに、仁人の愛情がにじみ出ててドキドキしました…。普段のふざけ合いから一転、太智がトーン落とした時の空気感たまらないです。名前を呼ぶことの特別さ、呼び捨てにできる関係の尊さがじんわり伝わってきて、胸の奥がきゅーってなりました。甘くてちょっと危険な太智、最高です…。次も静かに読みにきますね🤍