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「あれ、おはよ凪」

朝、登校して階段を上っていると後ろから声がした。


「あ、おはよう滝原くん」

「凪学校来んの早いねんなあ」

「滝原くんは、、今日は早く来たの?」

「うん、1限目小テストなん忘れとって急いで覚えなあかんねん」

「あ、それは、、頑張ってね」

「ありがと、じゃあ部活でな」

滝原くんはかけ足で階段を上り切り、1組の教室に入っていった。


「あ、そっか滝原書道部か」

また後ろから声がして振り返ると南奈ちゃんだった。

「南奈ちゃん、おはよ」

「おはよー、なんで滝原と仲良くなってんだと思ったらそういえば書道部だったな滝原」

「南奈ちゃん滝原くんと仲良いの?」

「仲良いっていうか、去年同じクラスだったからさ」

「あ、そうなんだ」


教室に入り前後に席に座った。

南奈ちゃんの名字が根岸で、私のひとつ前の席だったのがきっかけで仲良くなった。


「凪今日も部活?」

「うん、火曜日と日曜日はオフだって」

「そっかー、じゃあ私がたまたま火曜オフになんないと一緒に帰れないね」

南奈ちゃんの部活がオフなのは水曜日で、たまに別の曜日がオフになったりすることもあったが、主に毎週水曜日に一緒に帰っていた。

「書道ばっかりじゃなくてたまには私にも構ってよ〜」

「もちろんだよ」

私と南奈ちゃんは笑った。

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