テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
軍パロ utem
基地の中、書類を持ってのろのろと歩く姿があった。
鬱はそれを見つけると、背後から近づき、驚かすように耳元で声をかけた。
「えーみたん♡」
「ひぃ、!な、な、なんだ、大先生ですか」
エーミールは過剰に反応して、バサバサと書類をその手から落としてしまった。
あわあわと拾い集めるエーミールに、鬱も書類を落とさせるとは思ってなかったからか、素直に集めることを手伝った。
エーミールは軽く礼を言い、鬱から書類を貰い受ける。その時に見たエーミールの顔はとても疲れ切っていた。
「….どうしたん?なんかいつもとちゃうなぁ。隈もできとるで?」
「い、いえ…..何もありません」
鬱の顔は嘲笑しているポーズは取りながらも、その声には心配が見える。バツが悪そうに顔を背けるエーミールは、その顔になる要因に心当たりがあるようだ。
「無理はあかんで、俺みたいにサボっとき」
「そ、うですね。でも、大先生はサボりすぎやと思うわ」
「、なんやとぉ?」
曖昧に笑ったエーミールの儚さに驚き、鬱は言葉が詰まるもなんとか返せた。その隙をついて、エーミールは失礼、と言いながら足早に去っていった。
鬱は、愉悦を孕む笑みで見送った。
エーミールは夜、自分の執務室でカリカリとペンを進めていた。最近は仕事が滞りはじめていて、日中だけでは厳しいと感じるようになっていたために、持ち帰り業務を増やしている。
何故仕事が滞りはじめたか。
(…..最近、寝ても疲れがとれんから、やろか)
エーミールはベットに横になるとすぐ、気絶するように寝入ってしまうほどに疲れていた。しかし、寝ても体の疲れは取れるどころか増すばかり。
それに、悪夢を見る。
真っ黒な男に 覆い被さられて、苦しい思いをするだけの、よくわからない夢。
夢を見ている時は頭がはっきりせず、動くこともままならない。得体の知れない夢を見るせいで、眠ることすら億劫だ。
しんぺい神に体調を見てもらうも、全く異変はないということだ。しかも、書類仕事をしているばかりのせいか、腰が妙に痛い。
歳はとるものではないな、と思いながらも、自分の体の異変に悩んでいるのも事実。しんぺい神がわからない病気となると、精神の病気だろうか?なんにせよ、エーミールはこの体の疲れと悪夢から解放されたかった。
しばらくすると、エーミールは一通り作業が終わった。 ベットへと行く元気すらなく、目の前にあるソファに身を沈めて朝を迎えることにした。
ぐちゅ、ぐちゅ、
なんだかうるさい。何かが耳元で鳴っている。
ぱちぱちと頭の中が静電気で痺れているような、甘い快楽が流れている。
ばちゅん!!
「う、?…..あ、ぁああ゛っ、_____?!」
腹部に何か大きな衝撃が走る。霞みがかっていた脳が正常に動き出し、エーミールは現状把握に努める。
目の前には鬱がいた。
「……え、?…..だ、いせんせ…?なに、を…..」
「やっと起きたんか。もうちょっと鋭くならないかんで?」
ニヤリと口の端を片側だけ上げる鬱は、エーミールの腹をそっと撫でる。エーミールは釣られるようにして下を見る。
犯されている自分と、犯している鬱。
意識したら、勝手に中が締まってしまうのがわかった。快感よりも苦痛、恥ずかしさよりも恐ろしさが勝る、
「ひ゛ぃ、?!……..っん、?!…….あ゛ぁ、んぁ!!」
はずだった。
エーミールは自分の口から出る嬌声に驚く。何とか抑えようとしても、全身をめぐる快感になす術はない。そうなれば、息を止める他なくけれど、どうしても苦しくて止められない。
口を手で抑えようと、エーミールは拘束も何もない腕を動かそうとする。そのとき、鬱はぐんっ!と腰を奥に打ちつけた。
「ぁあ゛?!い、や゛!、……ひ、あ゛!!」
「エーミール、声我慢せんで聞かせてくれ」
そう言ってエーミールの結腸の入り口を叩く。無理矢理でハジメテの行為であるはずなのに、全く苦痛を感じない。何かがおかしいとは思いながらも、快楽に支配される頭は全く働かない。
「…な、に、…..ひ、あ?!….何で、こ、んなこと、….あぅ…?!」
「そらお前、俺が欲情しとるからやろがい」
「がっ、…..あ、っ______?!…..ひぃ゛!!」
混乱の最中にいるエーミールを、快楽で翻弄して楽しむ鬱。胡散臭い笑みを貼り付けながら、優しく声を掛ける。
「んふふ、…..いやぁ、毎日エミさんの枕に無味無臭の睡眠ガスを吹き付けとった甲斐があったわ」
「…..あ、ぇ?」
「ぐっすり眠ってる間、俺が開発しとったんよ?最初は何の反応もなかったし、意識もあらへんからつまらんやった。でもほら、そのおかげで」
気持ちええやろ?
うっそりと笑った鬱は、眼鏡の奥に仄暗い恋慕を押し込めている。エーミールの腹を大事そうに撫で続ける彼に、エーミールは恐怖する。
「…..だ、いせんせ、….おねが、い、….ぬい、ぬいて」
「んー….」
鬱はエーミールの言葉を生返事で返しながら、サワサワと腹を撫でる。鬱が入ってきているからか、無駄に脂肪のない、かといって筋肉もない腹は不自然にボコリと膨らんでいる。
その膨らみを愛おしそうに撫でる鬱に、エーミールは嫌な予感がした。そしてそれを裏付けるように、鬱は笑った。
膨らんでいる腹をぎゅうっと押しながら律動をはじめたのだ。
ぐっ、ぐちゅん!!
「ひぃ゛、っ_______!!」
たった一回のピストンで、エーミールは絶頂を経験する。エーミールのものをみるも、そこからは白濁とした汚れは見当たらない。
ドライオーガズム。
目がチカチカとするほどの情報量に頭が耐えきれず、一瞬意識がトびかけるエーミールだが、鬱は気にせず動き続ける。
「ま゛って!!……あが、?!あ゛、…?!」
静止の意を込め手を伸ばすと、鬱はにこりと微笑みながら手を握る。そのままベットに縫い付けて、抵抗を無かったかのようにする。
「やっと俺のモンにできる。……長かったわぁ。….なぁ、エーミール?」
エーミールは鬱の気持ちに気づいていた。しかし、その想いに応えることを放棄していたのだ。確かに告白はなかった。愛の言葉はかけられることもなかった。
しかしその瞳は雄弁に語っていた。
見て見ぬふりをしていたのだ。
そんなエーミールを、鬱は気づいていた。それでエーミールが離れるなら諦めると考えていたからこそ、エーミールのどっち付かずの振る舞いに我慢してきた。
その気持ちを今晴らすように、慰めるように、鬱はエーミールを蹂躙する。
「エーミール、エーミール……」
「うぁ、あ゛、っ_______!!」
仄暗い恋慕は、いつ執着へと変わっていたのだろうか。
ぐへへ……
ゆっくり書き上げましたぜ。
次はknemでっせ….。口調わからん。
おまだれ状態になるやも知れませんゆえ、ご了承ください。
次回未定!!!
いいねの数だけモチベが上がるんです。
次も1000を目処にします。
ではみなさん、また来週….!
コメント
3件

物凄く良質なutemを見てしまった…