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藤澤涼架 頭痛
書いていきましょー
「ん〜頭痛いなぁ」
今日のレコーディングどうしよう
休むわけにはいかないんだけど、正直ベッドから出るのもキツい
でも行かないとだもんね
僕はベットからずり落ちるように出た
早く動かないと。
いたいなぁ
ガンガンする
そう言えば今何時だ?
…..朝の7時半か。
レコーディングは10時から
いつもは9時半に家を出れば余裕だけど体調悪くて遅くなるかもだから9時には出よう
朝ごはん、ゼリーなら入るかなぁ
………やっぱいいや
頭痛のせいで吐き気もする
食べたら戻しちゃいそう
とりあえず着替えて、歯磨きして…..だね
そろそろ行かないだけど….
どんどん悪化してる気がする
いったん薬は飲んだけど….
予備も持っていかないとだね
歩くだけでしんどい…
一度座ったら立てなくなってしまいそう
……..いかなきゃ。大丈夫。始まれば終わる。
やっと着いた….間に合ったみたい
いつもの倍くらい時間かかっちゃったなぁ…
「おはよぉ〜….」
「おはよう涼ちゃん」
「ふぅッ…..ごめんソファ借りるね」
「どしたの?体調悪い?」
「元貴心配しすぎだよ笑
ちょっと満員電車で疲れただけだって笑」
「そういうことね笑
元気ならよかった」
ふぅ。バレなくてよかった……
「おはよーございまーす」
「あ!若井!遅いよ〜」
元貴の大きい声が頭に響く。
苦しい…..
「じゃあレコーディング始めますか!」
「りょうかーい!」
「りょうかい…..」
今日僕からじゃん….
全然集中できる気がしない
「では藤澤さんからお願いしまーす」
「では最初の部分から演奏してください」
「わかりました」
「〜〜♪〜ッッ
あっすいません…..」
「大丈夫ですよ。もう一回やってみましょう」
「はい」
「〜〜〜♪〜〜〜♪〜〜〜ッッ
ごめんなさいっ」
もう…全然できない
痛いよぉ……
「あっごめんなさい….」
何回やっても上手くいかない….
集中できない。みんなに迷惑かけちゃう
「藤澤さん少し休憩しましょ?
焦ると余計できなくなるかもです。
一回時間置いてからもう一度やりましょう」
「はい….ごめんなさい」
「大丈夫ですよ」
スタッフさん優しいなぁ….
「では次は若井さんなので呼んでいただいてもいいですか?藤澤さんは若井さんのあとにやりましょう」
「ありがとうございます」
「若井〜?
若井の番だよ〜」
「いってきまーす」
「涼ちゃん?」
「元貴…どしたの?」
「なんか顔色悪くない?」
「あとレコーディング大丈夫?」
「え?」
「まだ終わってないでしょ?」
「なんで知って….」
「なんか悲しそうな顔で出てきたからさ」
やばいバレちゃう
元貴の方が大変なのに心配かけられない
「ううぅぅッッ」
でも、頭が割れるみたいに痛い
もう言ったほうが楽かな
「元貴っ頭痛いよぉ」
ありがとうございます
後編へ続きます
以上すとむ🌸でした