『ふひぃ〜!つっかれたぁ〜!』
「みのりにしてはよくやってたじゃない!ほら、これあげるわよ」
『愛莉ちゃんありがとう〜!』
モモジャン初ワンマンライブを成功させて1ヶ月!
愛莉ちゃん達のスパルタレッスンのお陰でモモジャンは日々成長してます!
「それにしても雨凄いわねぇ…」
「そうだね…。そういえばみのり、今日傘忘れたんだっけ?」
『そうなんだよ〜…。うぅ…憂鬱だなぁ…』
「私も、誰かに貸してあげれる折り畳み持ってくれば良かったわ…」
「そうねぇ〜…」
「…そうだ、私の傘で一緒に帰る?今日みのりと同じ方向だし」
『…えっ?!?!?!』
そ、それってもしや!
『あ、相合傘ですかー?!?!』
「そうなるのかな…?嫌だったら別にいいんだけど…」
『入ります入ります!入らせてください!』
「ふふっ。元気がいいね」
推しと相合傘なんて…!
何度夢見たことかだよ〜!!
「それじゃあ、アンタ達気をつけて帰りなさいね〜」
『はーい!』
「うん、雫達またね」
「また学校で会いましょうね!」
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考えてた事だけど…!
「みのり、狭くない?」
『は、はいぃ…』
お、推しと相合傘って…!
こ、こんなに緊張する事なんだ…!
「雨強くなってきたね…。みのりももうちょっとこっち寄ればいいよ」
『はひぃ…』
うぅ…!わたし、家まで持つかなぁ…?
改めて見ても…!遥ちゃんまつ毛長いな〜…毛先まで遥ちゃんみたいにキラキラしてる!
それに比べてわたしは…
「…みのり?顔曇ってるけど…どうかした?」
『な、なんでもないよ!』
は、遥ちゃんに心配されてるんだしシャキッとしなきゃ!
「…みのり、私思うんだ」
『…?』
「1か月前、ワンマンライブを成功した時…みのりは太陽みたいに輝いてた…」
「その…私をアイドルの道に導いてくれた人に…似てた気がするんだ」
『…えっ?』
「だから…。みのりは、笑顔が1番輝いてる。それで、1番笑顔が可愛いの」
『か、かわ…?!?!』
はわ…はわわわわ〜!!!!
爆発しちゃうよ〜!!!!
「み、みのり?!すっごく顔赤いけど…大丈夫?」
『だ、大丈夫ですぅ…!』
ぜ、全然だいじょばないよ〜!
「…ふふっ。みのりは面白いね、全然一緒にいて飽きないや」
『あ、ありがとう!』
やっぱり遥ちゃんは未来永久推しだよ〜!
『…あれ?なにか落ちてる』
「なんだろうこれ…キーホルダー?」
『…あ!鬼滅の刃の蜜璃ちゃんのキーホルダーだ!』
「鬼滅の刃…?最近流行ってるやつだよね、みのり好きなの?」
『うんうん!ちょっと怖い所もあるけど…人を助ける物語って感動するよね!』
「確かにね、私も帰ったら見てみようかな…」
『ぜひぜひ!』
遥ちゃんはどんな子が推しになるんだろう〜?
私は蜜璃ちゃんだけど、推しが一緒だったら嬉しいな!
「とりあえず、このキーホルダーどうしようか?」
『濡れない所に置いとく?』
「そうだね」
持ち主さんに見つかりますように!
「…雨止んできたね…。みのり、ここら辺近く?遠くだったら送るけど…」
『近くだから大丈夫だよ!傘入らせてくれてありがとう!』
「いえいえ。それじゃあまた学校でね」
『はーい!またねー!』
「うん、またね」
遥ちゃんと相合傘できて…!今日は嬉しい1日だったなー!
明日の為にも今日も早く寝ないと!
「…っ!みのり!危ないっ!」
『…へっ?』
遥ちゃんは慌てた表情で私に向かってきた
『は、遥ちゃん?!…っ!』
横を見ると…
信号を無視したトラックがこっちに突っ込んでくる瞬間だったー
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「咲希、もうちょっとそこのキーボードは早めに入って」
『はーい!』
「ふふっ。咲希ちゃんは今日も元気がいいね!」
「うん、そうだね」
アタシは今を輝く女子高生!天馬咲希です!
日々ライブの為に練習中!
「…それじゃあ、今日の練習はこれぐらいにしておこうか」
「いい汗いっぱいかいたね〜…」
『そうそう!早く家に帰ってシャワー浴びなきゃ!』
「ふふっ。そうだね」
やっぱり2時間ぐらい練習してると汗いっぱいかくな〜
「もう少しでスタジオ借りれる時間があと少しだから片付けよっか」
『うん!』
「…あ、今日雨降ってるらしいよ。皆は傘持ってる?」
ほなちゃんはそう言うと天気予報の画面を見せた
「私は持ってる」
『アタシもアタシも!』
「私は…持ってきてないや…」
『そうなの?!だったらアタシの傘で一緒に帰ろうよ!』
「いいの…?ありがとう…!」
「良かったじゃん、一歌」
「うん」
「ふふっ。良かったね」
いっちゃんと一緒に帰るって何気に久しぶりだから楽しみー!
「それじゃあ、また明日だね」
『うん!皆まったね〜!』
「うん、またね」
「ふふっ。またね」━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『それでねー!お兄ちゃんがー!』
「ふふっ。なにそれ」
『面白いよね〜!類さんの装置?で天まで高く飛んだんだって!』
「神代さんってやっぱり凄いね…」
お兄ちゃんが天まで羽ばたいて星になった展開はいつまで経っても驚きだったな!
「あ、咲希。肩濡れてるよ」
『あっ!うぅ…っオキニの服なのにー!』
「今ならシミにならないと思うし…私と場所変えようか?」
『えっ!いっちゃんいっちゃん一歌様ー!』
「ふふっ。なにそれ…前にもやったよね」
『えへへっ!だけど本当にありがとう!』
「どういたしまして」
やっぱりこういう会話してると”友達”って感じがして楽しいなー!
入院生活でやれなかったこと…たくさんこれからもやっていかないと!
「…咲希?どうしたの…?何か考え事して…」
『ふふっ。やっぱりいっちゃんと会話すると楽しいし面白いなー!って!』
『それと、入院生活で出来なかった事たくさん叶えていきたいなー!って考えてた!』
「うん。そうだね…。まだ4人で出来てないこと沢山あるし」
『うんうん!』
「だけど…私、また4人でバンド出来てよかった。紆余曲折はあったけど…また、この4人で集まれて」
『…うん!』
「これからも、この4人の絆をふかめていけるといいな」
『うん!』
いっちゃんも同じ事考えてたんだな…!
『…あ!何か落ちてる!』
「これは…キーホルダー…かな…?」
『あっ!しのぶさんだー!』
「鬼滅の…?」
『うんうん!もしかして知ってるの?!』
「一応漫画全巻持ってるよ」
『おぉ…!すごーい!だったら今度読ませてよ!』
「う、うん…いいけど…覚悟しといてよ…?」
『えっ?!な、何で?!』
「なんでも」
『えぇ?!気になるー!』
そういえば、いっちゃんの推しって誰だろー?
『また推し教えてねー!』
「うん、分かったよ」
『そうだ!アタシの推しは胡蝶しのぶさん!』
「そうなんだ…確かに、しのぶさん綺麗だもんね」
『うんうん!どことなくほなちゃんみたいな雰囲気だし!』
「…うん」
『…?』
またいっちゃんの顔が曇ってる…
何かマズイこと言っちゃったかなアタシ…?!
『い、いっちゃん、顔曇ってるけど大丈夫…?』
「な、なんでもないよ、明日も早いんだし早く寝てね」
『そういえば…このキーホルダーどうしよっか?』
「とりあえず濡れない所に置いとく?」
『風に飛ばされなきゃいいんだけど…』
「うん…」
早く持ち主さんに見つかりますように!
『それじゃあ!まったねー!』
「またね」
ふふん。いっちゃんの推し聞くの楽しみだなー!
「…っ!咲希っ!」
いっちゃんが慌てた表情でアタシに飛びつく
『い、いっちゃん?!ど、どうし…』
『た…』
キキー!と音がした方を向くと
信号を無視したトラックが突っ込んでくる所だったー
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ーだい…ですか…?
ーだいじょ…ですか…?
「大丈夫ですか…?」
『?!』
な、何?!アタシ…トラックに確か突っ込まれて…
「貴方は、道端に倒れていたんですよ」
『み、道端…?!』
ていうか…!?
『し、しのぶさんー?!?!』
「そ、そうですけど…何故私の名前を知っているのですか?」
『な、何でしのぶさんがここに?!』
『て、ていうか!何でアタシ生きてるの?!』
しのぶさんは2次元のキャラだし!
ていうかアタシトラックに轢かれたよね?!
な、何ここ…?!天国…?!
「…天馬さん」
『な、何でアタシの名前知って…』
「貴方と同じく道端に倒れていた方に聞いたんです」
『あっ…!いっちゃん!いっちゃんは!』
「星乃さんはまだ他の病室で寝ていますよ。貴方も無理に動くと状態が悪化する可能性があるので暫くは動かない方がいいですよ」
う、うぅ…頭痛いよ…!
もう何が何だか…!
「とりあえず、お腹が減っている様なのでおにぎりを用意しました、お口に合うといいんですが…」
『お、おにぎり?!いっただーきまーす!』
こ、このおにぎり…!
『う、うぅ…っ』
「て、天馬さんっ。お口に合いませんでしたか…?」
『お、おいひぃ…』
こんなおにぎり初めて食べたよぉ…っ
「ふふっ。それは良かったです。とりあえず安静になるまで休んでてください。私は他の病室に行きますので」
『は、はぃ…』
しのぶさんはそう言うと優しく微笑んだ
やっぱり…アニメで見たしのぶさんも綺麗だったけど…!
生で見るしのぶさんは100倍綺麗!
だけど…
やっぱり今の状況が飲み込めないや…
何で鬼滅の刃の世界に来ちゃったんだろう…
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幼馴染バンド達とアイドルメンバー達は鬼殺隊に入りたいようです
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ここからは重度のネタバレが出てきます
ネタバレが無理って方はご視聴を辞めた方がいいと思います
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