アイテム番号: SCP-4167-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-4167-JPが収容される、サイト-[削除済み]でピアノの音色を確認した職員は直ちにその場から退避してください。退避した職員はセキュリティクリアランスレベル3の職員に知らせ、報告を受けた職員は機動部隊を向かわせてください。音色に気付かなかった職員はBクラス記憶処理を施してください。もし、知らせない、機動部隊を向かわせない場合、懲戒処分の対象になります。
説明: SCP-4167-JPは老人の女性の人型実体(SCP-4167-JP-1)と古いピアノ(SCP-4167-JP-2)です。SCP-4167-JP-2には年季による損傷が全く見られず、現代技術を使用しても効果がありません。それにSCP-4167-JP-2はSCP-4167-JP-1 以外の接触を許さず、触れたら静電気が発生します。SCP-4167-JP-1は不定期にSCP-4167-JP-2を使用し、音色を奏でます。この音色を確認した場合、その職員は音色に依存して収容室に侵入し、居続けます(詳しくは補遺-aを参照)。依存はBクラス記憶処理によって治療可能ですが、放置すれば急速に世界各地に広がるためKeterに分類されています。SCP-4167-JPを用いた実験はO5-■■により許可されていません。
補遺-a インタビュー記録
■■■博士「何故君はそんなにもSCP-4167-JPに依存するんですか?」
D-113756「だってこの世にあの音色より美しい音色など存在しないだろう!」
■■■博士「では、どこであの音楽を聴きましたか?」
D-113756「そんなのお前らが俺達を収容してるところだ!ああ、早く、あの音色が聴きたい!」
[しばらくの沈黙]
■■■博士「分かりました、これでインタビューを終わります」
結果報告: 対象は強く音色に依存する模様
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