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コメント
4件
続き…
⚠️後半少しだけセンシティブ
‐餡アジト‐
ら「Zz…」
「…んぅ…あれ？」
周りを見渡してみると、そこはまったく見に覚えのない場所だった
ら「こ、ここはどこだ」
「…でも今は場所は重要じゃない」
「とにかくここからでないと」
らだおが動こうとすると
ｼﾞｬﾗｼﾞｬﾗ🔗
ら「ん？」
「ってこれ…鎖？」
「ｸｯｿ これじゃ逃げられない…」
それにスマホとかも全部取られてる
でもどうにかして外さないと…
？「…ﾄｯ…ﾄｯ」
鎖をどうにかしようとしているらだおのもとへ近づく影
ら「ん～」
「この鎖全然取れないんだけ…」
ガチャッ！
ら「どっ！！」
ｷｨ～🚪
ウェス
「おや？」
「目が覚めたんだね」
ら「……はい」
びびっくりしすぎて心臓飛び出るかと思った
でもとにかく今は落ち着いて質問を
ら「ふぅ…」
「でここはどこなんですか？」
ウェス
「ここ？」
「ここは餡ブレラアジトの地下だよ」
ら「そうですか、」
地下アジト…
逃げるのはそう簡単にはいかなそうだな
…一か八かやってみるか
ら「あのウェスカーさん…」
ウェス「ん？どうした」
ら「ここから出して貰うことって…」
ウェス「ダメだ」
ら「で、ですよねぇ」
ダメって言うの早っ！
もしかしたらと思ったがそんな甘くないよな
ん～どうしよう
ら「ん～～～」
ウェス「らだおくん」
ら「はい？」
ウェス 「単刀直入に言う」
ら「！？」
ウェス
「君の能力も君自身も全て…」
「君はこちら側にいるべき存在なんだよ」
ん？え？え？→らだお混乱中
ウェス「それに最近何か悩んでるんじゃないか？」
ら「ど どうして」
なんでバレてるんだ！？
ウェス「前よりも笑顔が少ないからかな」
ら「そんなちょっとのことで、」
ウェス
「少しの変化でも私には分かるよ」
「だって…」
「君をずっと見てたんだから」ﾆﾔﾘ
ら(…ｿﾞﾜ)
ずっと見てた？ウェスカーさんが？
一体いつから…
ウェス「多分警察が関係してるんだろ？」
ら「！」
「そ んなことないです」
どこまでバレているんだ…
警察の皆だって気づいてないはずなのに
ウェス「らだおくんは嘘が下手だね」
ら「ｸｯ…」
ウェス「君を助けられるのは私だけだ」
…確かに警察の皆が助けてくれるかは分からない、けど、
ら「でも俺は黒にはならない！」
ウェス「はぁ」
ら(ﾋﾞｸｯ)
ウェス
「君は本当に強情だね」
「まぁそこも好きなんだがな((ﾎﾞｿｯ」
ら「え？」
ウェス「まっ、仕方ない…これを使うか」
何かが入っている瓶を取り出した
ら「なんですか、それ」
ウェス
「これかい？」
「薬だよ」
ら「薬？」
ウェス
「そう」
「この薬はね」
「この前完成したばかりの新薬なんだよ」
「効果を簡単に言うと」
「記憶が無くなる薬かな」
ら「記憶が無くなる………！」
「それって」
ウェス「あぁ、文字通り今までの記憶は綺麗さっぱり無くなるな」
ら「そそんなことしたら…」
俺の居場所も、俺自身も全てが消える…
ウェス
「心配することない」
「らだおくんには私がついているのだから」
ら「ｸｯ…ｳｩ…」
ウェス「さ、これを今かららだおくんには飲んでもらうよ」
飲めない…飲んではいけない
ら「… …嫌です」
「記憶が全て無くなるなんて」
「鎖を外せ！」
ｳｩｯ ｶﾞｼｬﾝｶﾞｼｬﾝ🔗
やっぱり力づくではダメなのか…
ウェス
「こらこら」
「抵抗するんじゃない」ｶﾞｼｯ
力強っ…
ら「嫌だｯ」
ウェス「ほら口を開けて」
ら「んーん(やーだ)」
ウェス
「もう仕方ないなぁ」
「…ﾁｭｯ」
ら「ﾝｯｯ！？」
いきなりキス？なんで？
ウェス「ﾁｭ//…ﾚﾛｸﾁｭｯ…」
ら「！ﾝｩ ﾝﾝｯ// 」
息ができない…
キスをしてきた目的は何？
も…うよく分からなくなってきた…
ら「ん んん//～!？」
「ｯはぁｯはぁ」
頭が…真っ白に…ﾊｧ
ウェス
(やりすぎちゃったかな？)
(でもこれで薬を入れられそうだ)
薬💊をらだおの口に入れる
ら「!？」
「んんっ、((ｺﾞｸｯ」
「はぁはぁ//」
油断してしまった
キスをしたのはこの為だったのか
ウェス 「よしよし 飲めたな」
ら「飲んでしまった…」
どれくらいで効いてく…る…って
ら「ｳｯ」
こんなに効き目が早いのか
ら「あ、ｸﾞｯ頭がｯ」
「痛…い…」ﾊﾞﾀｯ
ウェス
「ふふふ」
「次、目を覚ますのが楽しみだ」
「ようやく君を私だけのものにできる」
ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
らだおの頭を愛おしそうに撫でるウェスカー
一方、その頃
‐警察署‐
猫「成瀬～、ﾊｧﾊｧ」
成瀬
「どうした猫マンゴー」
「そんなに慌てて」
猫「それが」
「 らだおがどこにもいないんだよ！ 」
成瀬「え、」
…続く
