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月城 蓮桜音
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水羽
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(そうだ、この寺は門跡がやる、悩み相談と言うのがあったんだわ!)山富士女史は今や過去の門跡達の様に悪知恵を絞り出していた。(お蔵の整理もやって、まだ売れるものが有るかもしれない)
彼女は寺の裏の蔵に行った。鍵を開け、扉を開くと、カビ臭い臭いがした。懐中電灯を照らし、見て回る。
棚の上に無造作に置かれた象の置物があった。(日本のじゃ無いし、インドとか、そっちのほうかもしれない。)しかし箱も無く能書きも無いので、持ち帰って調べて見る事にした。
その他は昔のわけのわからない掛軸とか、茶道具、尼僧用の袈裟があった。(仏像とか無いわ…みんな売っちゃったのかしら?なんかあった時に仏像が無いんじゃ格好がつか無いわ)ブツブツと一人事を言いながらとりあえずは蔵にまた施錠をし、寺に戻った。
部屋に戻り、象の置物を布で拭くとキレイになった。三十センチ四方の中型である。ツルッと手が滑り象が床に落ちた。
パカっと真っ2つに象が縦に割れた。「ああ~なんてことを…」山富士は急いで拾いあげた。すると中に小さく仕切りが有り、宝石箱のようになっていた。
コメント
1件
あらあら、まさか象の置物の中に宝石箱が隠れてるとは!女史がうっかり落としちゃった時の「ああ〜」って声、思わず声出そうになったわ(笑)。カビ臭い蔵とか、ぼんやりした一人言とか、寺の雰囲気がじわじわ伝わってきて好きだわ。この置物、インドの方のものなのかな?続きでどんな秘密が暴かれるのか気になる〜🔥