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部屋に戻る際、鬼鮫に声をかけられた。

鬼鮫「朝ごはんは何時くらいがいいですか?」

はな「鬼鮫さんの作りやすい時間にお願いします!」

鬼鮫「なんて優しい人なんでしょう。イタチさんなどは食べないなどとんでもない答えが返ってくるんですよ。」

はな「そうなんですね笑笑」

鬼鮫「じゃあ10時頃にしましょうか。それくらいになったらリビングに来てくださいね。恐らく皆さんもそれくらいだと思うので」

はな「はい!楽しみにしてますね。」

はなは部屋に戻りながら、お兄様のことを考えていた。そして、お兄様を殺したあの女のことも

すると、勝手に涙が溢れてきた。

はな「お兄様、お兄様。私今楽しい。だけど、お兄様が居なかったら寂しい。もう一度抱きしめて欲しい。今日生きててうれしい。だけど、お兄様にあいたい。せめて夢だけでいいから会いたいよ。」

その時、急に肩を叩かれた。

はな「誰ですか?!」

飛段「俺だけど、ごめん。なんか悲しいことあった?それとも今朝の喧嘩に巻き込んでしまったのがそんなに嫌だったのか?」

はな「いえ。それは大丈夫です。私が泣いているのは亡くなったお兄様のことを考えてただけなので、ご心配おかけしました」

飛段「そうかぁ。今まで良く頑張ったな。」

飛段ははなのお兄様そっくりに微笑み、はなの頭を撫でた。はなは、飛段とお兄様が重なり、涙が止まらなくなった。

飛段「おっと余計に泣かしちまったな。すまねぇ」

飛段はそっと抱きしめた。はなはしばらくそのまま泣いていたが、疲れてしまったのか飛段の腕の中で眠ってしまった。

飛段「寝ちまったな。部屋に運ぶか。」

はな「お兄様、、」

はなを運んでいる時に、小南にあった。

小南「はなに何したの?!なんで泣いた跡が顔にあるの?!」

飛段「俺のせいじゃねぇよ。いや、半分俺のせいか、?」

小南「後で話しましょう。ひとまずはなを部屋に運んであげて。」

飛段「あぁ。」

小南「じゃあ私はペインのところに行ってくるからはなのことは任せたわよ。」

飛段「分かった。」

しばらくした後、はなは目が覚めた。ベットに寝ていた。

はな「あれ?私いつのまにベットに?」

飛段「俺が運んだんだよ。」

そう言いながら飛段はニッと笑う。

はな「あ、ありがとうございます。」

はなは照れながらそう言った。

飛段「朝ごはん出来たみたいだぜ?一緒に行かねーか?」

はな「そうですね!あまり遅くなっては鬼鮫さんに迷惑がかかってしまいますから急ぎましょう!」

飛段「そうだな。じゃあリビングまで競争な!」

飛段はそう行って駆け出す。

はな「あ、ずるいですよ!!待ってください!!」

飛段「待てって言われて待つ奴がいるか!ばーか笑」

はな「なんですって?!」

過去編8に続く

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