テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
僕は 男の子になれないのが辛かった
認められないのが辛かった
でも、辛かった一番の理由はそれじゃない
僕は皆が普通に接してくれないのが辛かった
「性同一性障害」ってだけで特別扱い
そんな生活が苦しかった
認めてくれる人だって勿論居たよ
でも、皆、僕の事を他とは違う目でみる
クラスメイトの事は「女子」「男子」って
普通に呼ぶのに
僕の事は「好きな方でいいよ」って
違う接し方をする
認めてくれてるのは分かってる
でも、僕は「男の子」として
「普通に」接して欲しいだけだった
我儘だけど、そうだった
白「じゃあ…行ってきます。」
桃「行ってらっしゃい!」
青「なんかあったら連絡しぃよ?」
水「絶対笑って帰ってきてよ?」
赤「報告は1日1回だから!!」
黄「道草せんで帰ってこいよ?」
白「桃ちゃん以外は親なん…?」
桃「そんだけ心配なんだよ笑」
白「知ってる笑 ありがとね笑」
手術を否定する人も沢山いる
たけど、これはきっと僕達で掴んだ幸せ
赤の他人に口出しなんかさせない
だって、これは僕達の絆の証だから
白 「みんな…ぁりがとね笑」
end
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!